かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

【保険見直し】死亡率って意外に低い?生命保険の見直し方法

こんにちわ。かつおです。今日は、生命保険や医療保険の見直しを考える時に、役立つ情報を調べたので記事にします。特に、死亡保険の見直しを判断する時に、ひとつの判断材料として使える死亡率について調べたので報告します。私の過去の見直し経験に触れつつ、同様のケースで悩まれる方々の参考になれば幸いです。かつおは、奥さん、長男(中学)の三人暮らしで、アラフォー子育て世代です。

 

①一時の勢いで安易に加入した結果
 管理人かつおは、やや心配性なところがあり、数年前に生命保険を2つ加入してました。1つは、会社が斡旋する団体加入保険で、割安なもの。もう1つは、ソニー生命の変額保険に医療保険がバンドルされたものでした。長男誕生と同時に、家族が困ってはいけないと、よくある子育て開始時の変なテンション高ソニー生命に追加加入していたのです。毎月4万ぐらいは払っていたかときおくしておりますが、死亡保険金は一億近くになっていました。営業の方の言葉を鵜呑みにして、言われるまま契約していました。今思えばやりすぎだったなと苦い思い出です

 

②見直しのきっかけは同年代の死亡率
 ソニー生命に加入して数年が経過したころ、ニュースか何かで過剰な保険加入は見直そうみたいなことを、見聞きしました。同年代(当時30代)の死亡率は、1%にも満たないことを知りました。四年くらい前の話です。そのとき、色々な保険見直しサイトをみながら、よく考え色々悩みながらも、その時の家計状況も鑑みて、2契約しているうちの片方の保険を止めてみようと決めました。思い切って、ソニー生命の方を解約しました。
 また、あわせてその時に学資保険もかけていたのですが、子供の世代の死亡率はさらに低いので、意味なしと判断し学資保険も解約しました。解約返戻金が戻ってくるのですが満期前のため、払込額より少なくなるのですが、損切と割り切りやめました。学資保険の解約返戻金はそのまま、セゾン投信で子供口座を開設しセゾン・バンガード グローバル バランスファンドの買い付けにまわしました。

③改めて現在の死亡率を調査しました
 総務省統計局の公開データがありましたので、今回改めて死亡率を調べてみました。10年分をダウンロードし、年齢階級別に推移を表とグラフを作成しました。
・[データ出所]総務省統計局(http://www.stat.go.jp/data/nihon/index2.html)
 「日本の統計2009」~「同2018」。
・公開ダウンロード用データを編集・加工。公開数値自体に変更は加えておりません。
データは、年齢階級別の人口10万人あたりの死亡数が、死亡率として定義されていました。しかしながら、10万人につきといわれても、いまいちわかりづらいため、100人あたりに換算しました。百分率と同じになりますね。また、表については10年分並べると見づらいので過去5年分までとしました。補足ですが、2018年度版のデータは2016年実績というように、2年遅れの公開となっておりました。

(表)年齢階級別死亡率[単位:人]
年齢階級 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
0~ 4歳 0.06 0.06 0.06 0.05 0.05
5~ 9 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01
10~14 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01
15~19 0.02 0.02 0.02 0.02 0.02
20~24 0.04 0.04 0.04 0.04 0.04
25~29 0.05 0.04 0.04 0.04 0.04
30~34 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05
35~39 0.07 0.07 0.07 0.07 0.07
40~44 0.11 0.11 0.1 0.10 0.10
45~49 0.17 0.17 0.16 0.16 0.15
50~54 0.27 0.27 0.26 0.25 0.25
55~59 0.42 0.41 0.4 0.38 0.38
60~64 0.66 0.66 0.65 0.62 0.6
65~69 0.98 0.95 0.95 0.91 0.91
70~74 1.51 1.47 1.5 1.47 1.46
75~79 2.64 2.57 2.62 2.42 2.35
80~84 4.8 4.72 4.88 4.44 4.33
85~89 8.47 8.36 8.97 8.14 7.97
90~94 14.95 14.62 15.87 14.5 14.2
95~99 25.36 24.94 26.6 25.15 25.11
100歳以上 41.15 39.96 40.82 40.2 40.66
 表をみると、30代から40代についても100人に1人にも届いていないですね。65歳以降になってようやく100人に1人になっています。あくまでも、過去の実績で死亡しないということではありませんが過度に心配になり、過剰な死亡保険をかける意義は薄いかもしれません。あくまでも、適正なレベルで死亡保険を掛けた方がよさそうです。
 さらに、見やすいようにグラフを作成しました。比較のために2006年と2016年の2年度を表示してみました。また、対象は64歳までに絞りました。それ以降の年代をいれると、死亡率に差がありすぎ若年世代がグラフでみづらくなるためです。
年齢階級別の死亡率64歳まで






















 年齢上昇とともに、右肩上がりのグラフにはなりますが、死亡率100人に1人には、届いていないですね。なお、気になったのが、10年前と比較し各年齢階級で、死亡率が下がっている点です。医療の進歩等が要因なのか、統計上の誤差なのかわかりませんが、経験則的には健康診断の普及による病気の早期発見や、医療技術の向上と思います。実際、国家予算における、医療費が増加していることからも、そうではないかと推測します。

④まとめ
 このように死亡率という視点でみてくると、生命保険は本当に万一の時といえそうです。なので少なくとも、一定の水準で保障を用意するというのは妥当だと思います。ただし、最近は長生きリスクの方が話題になっているように、医療進歩などで死亡率低下が本当であれば、医療保険側の方がウェイト的に重要かもしれません。一般的に、死亡保険は保険料が高いので、見直す場合は死亡保険側がよいかもしれません。
 保険は一種の不安商法の性質もあり、色々迷わせられることもしばしばあります。そんなとき、自分なりに合理的な判断を下すため、このような、データからアプローチをとるという方法もあるということをご紹介いたしました。ただし、あくまで、数ある中のひとつの方法にすぎません。
万一の事態の可能性はゼロではないわけですから、まったく保険に加入しないということを推奨するものではありませんので、ご注意ください。人それぞれ、おかれている環境や病気など背負っているリスクがちがいますので。