かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

【初心者向け】はじめて投資をする時に知っておきたいこと(中編)

こんにちは。かつおです。投資をこれからはじめてみようとお考えの方に向けて、前回記事で3ステップあるとご説明いたしました。今回は、ステップ2(リスク資産の配分の決め方)について解説したいと思います。(経験者の方はスルーしてください。

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投資先の種類を知る

 投資にまわす資金額を決めて、いざ投資!しようとするわけですが、そもそも、投資先って色々あって、わけがわからないですよね。ここでは、初心者の方に向けて、株式等の伝統的資産を中心に解説します。仮想通貨や、FX、各種先物、現物不動産等の高度なものは省きます。興味が出てきたら、ご自分で色々調べていただけたらと思います。まずは、以下に覚えておきたい主な投資対象を記載します。

【おさえておきたい主な投資対象】
主な投資対象 概要
①株式 株式会社が資金を出資した人に対して発行する証券。株式会社にお勤めの方は、切っても切れない縁のあるものですね。株主になれば、議決権行使や配当金の受取が可能です。
②債券 国や地方公共団体、企業などが資金調達のために発行するものです。一般的に債券を購入すると、利払日に利息(利金)が支払われ、償還日に額面金額が払い戻されます。
③リート(REIT) 「Real Estate Investment Trust」の略で、不動産に投資するものです。REITは、投資法人にによって運営され、投資家から集めた資金で不動産(オフィスビル、ショッピングセンター等)を保有、管理し、主に物件の賃貸収入で収益をあげ投資家に還元します。なお、投資家が直接、現物の不動産を購入するわけではありません。証券取引所にも上場しており、上場株式と同様に売買することが可能です。
④コモディティ エネルギー(原油等)、貴金属(金、プラチナ等)、穀物(トウモロコシ、大豆)等の「商品」に投資するものです。

上記の中でも①~③は、基本的な資産として覚えておくとよいです。

投資対象と投資地域の組み合わせ

 基本的な、投資対象を覚えたら、次は地域軸でみた組み合わせ(下表)を覚えるとよいです。販売されている、インデックス型の投資信託などは大体このような切り口で商品をラインナップしていることが多いです。日本国内、先進国(アメリカ等)、新興国(中国、インド等)といった分類が一般的に使用されています。
 地域で3種類、資産で3種類から計9種類の投資対象があると理解してください。比較的に安全だとされる債権でも、②国内債券、⑤先進国債権、⑧新興国債権とわかれ、それぞれリスクとリターンが異なり、振れ幅にも差があります。一般的に株式とリートは、債券よりリスクが高いと言われますが、同じ債券でも新興国債券は、株式並みにリスクが高い場合もあります。
         
【対象地域と対象資産の組み合わせ】
地域/対象資産 株式 債券 リート
日本国内 ①国内株式 ②国内債券 ③国内リート
先進国(除く日本) ④先進国株式 ⑤先進国債券 ⑥先進国リート
新興国 ⑦新興国株式 ⑧新興国債券 ⑨新興国リート

概ねこれらの分類を覚えておけば、今自分がどこの何に投資しているかを理解する上で役立ちます。仮に運悪く、銀行などの金融機関から投資信託のセールスを受けても、それがどの地域のどの資産に投資するものなのかを判断できるようになります。また、だいたい銀行が勧めてくるのは、リートに偏ったものとかが販売ランキングを見るとわかります。

資産配分(アセットアロケーション)を決める

 いよいよ、投資資金の資産配分(アセットアロケーション)を考えることになります。株式だけでいくのか、債券と組み合わせるのか、さらに地域はどうするか等一番悩ましいプロセスです。そもそも、これらの資産がそれぞれ、どの程度のリターンが期待できるのかあるいは、どの程度のリスクがあるのかが初心者の方はわかりませんよね。安心してください、世の中には素晴らしいサイトを公開されている方がいらっしゃいます。以下のサイトでは、資産配分ツールが無料で公開されており、ユーザー登録(無料)すれば誰でも利用が可能です。

[外部サイト紹介]
 『myINDEX わたしのインデックス』様 http://myindex.jp/

 管理人自身もアセットアロケーションを決める時に利用させていただきました。各資産の割合を入力すると、過去データをもとに資産配分のリターン、リスクを表示してくれます。(ただし、あくまでも過去実績な点は注意、将来を保証するものではないです)。中でもすごいのは、資産配分を登録した時、その配分が過去どんな影響を受けたかを見ることができます。例えば、リーマンショック時には、どの程度下落したか等の過去シミュレーションは大変参考になります。こちらのサイト利用していいただき、好ましい組み合わせを探してみてください。
 なお、資産配分に悩まれた場合はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオの考え方が参考になると思います。期待リターン3~4%位の運用だったと思います。年金運用をお手本にするのもひとつの方法です。また、8資産均等バランスファンドのように均等にするという方法もあります。eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)等が代表例です。

分散投資のメリットとデメリット

 投資の世界の有名な格言で「卵は一つのカゴに盛るな」というのがあります。卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれません。しかし、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としても他のカゴの卵は影響を受けずにすむだろうという意味です。
 これは、特定の対象だけに投資をするのではなく、複数の対象に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教えです。一般的に、株式はリスクが高く、債券は低いといわれています。これらの特性を踏まえ、株式50%、債券50%に分けて投資するという方法をとる投資信託も存在します。株式は値動きが激しいですが、債券は値動きがマイルドといわれますので半分ずつ保有することで、全体としてはリスクを抑えながら運用が可能という趣旨だと思います。分散投資のメリットといわれるところですね。
 一方で、分散投資にもデメリットがないわけではありません。株式100%の時に比べれば、リターンが落ちることや、資産が複数になると比率の維持等に手間がかかるということもあります。ただ、比率維持は、最近では、ロボアドバイザーやバランス型ファンドが充実していますから、それほど手間はかからなくはなっています。
 資産配分に正解はなく、ご自身のリスク許容度や、家族持ち、独身など人それぞれ背負えるリスクが異なるので、ご自身で腹落ちする資産配分を見つけていただければと思います。最初のうちは、少額でリスクの低い運用からはじめるのも一つです。なお、管理人かつおの投資額全体は、100%株式に振り向けています。国内40%:先進国60%(うち米国9割くらい)ぐらいの配分です。かつおは、底辺投資家かつ庶民のため、投資額がそれほど大きくないため、リターン重視で株式100%としています。また、国際分散投資に一時期はまっていましたが、時がたつにつれて株式への価値感が変わったことも原因です。(株式は、企業の成長により価値を増大させていくと信じるからです。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、リスク資産の配分を決めるプロセスについて説明いたしました。特に、投資対象を資産と地域の2軸で見ることが重要なのでぜひ覚えてください。そうすれば、おのずと自分がどこに投資したいかも見えてくるはずです。くれぐれも、銀行等のセールスマンに勧められるまま、投資信託を購入してしまったり、とりあえず相談しようと何も知識ももたず窓口に行くのはやめましょう。次回は、ステップ3として決めた資産配分に従い金融商品を買うプロセスについて解説します。
 

 

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