かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

【初心者向け】はじめて投資をする時に知っておきたいこと(前編)

こんにちわ。かつおです。ここでは、投資をこれからはじめてみようとお考えの方に向けて、いくつかのステップにわけて、はじめ方を解説いたします。(経験者の方はスルーしてください。)。本記事は前編として、中編、後編と続き、合計3編構成で説明いたします。

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ガイダンス

 本記事の解説内容としては、投資信託やETFを活用し、国際分散投資を基本的な考え方とする手法を説明します。初心者の方にとっては、比較的はじめやすい手法だと考えたからです(かといって、リスクが低いわけではありません)。なお、投資は、年齢、経験、保有資産、リスク許容度等、その人の状況に応じて好きなように行うことができます。ここで解説する内容が唯一無二のものではありませんので、ご自身の投資経験の蓄積や才能等に応じて、投資スタイルを確立していっていただければと思います。さて、投資のはじめ方ですが大きく分けて以下3ステップとなります。本記事では、ステップ1について解説をいたします。

【投資をはじめる3ステップ】
1.家計・保有資産を把握し、保有資産からどの程度リスク資産に振り向けるか検討する。
2.リスク資産の配分(アセットアロケーション)を決める。
3.証券会社を開設し、決めた資産配分に従い金融商品を買い、定期的にリバランスをする。

 証券会社の口座開設を、具体的な金融商品購入より後に配置したのは、証券会社によって取り扱い商品が異なるため、自分が欲しいと思った商品がない場合があるからです。なお、モチベーションを上げる意味で、先に口座開設手続きをしてしまっても構いません。その場合、口座管理手数料がかからない大手ネット証券あたりを、あらかじめ複数開設しておけばよいでしょう。ただし、勢いで何も考えずに商品を買うことだけは、先にやらないでください。私もかつては、ものは試しまずは実践だ!と買ったことがあったのですが、信託報酬も高く、リターンもポンコツなテーマ型投信でした。今では、いい思い出です。

 また、実際の商品を買う前に、他サイトや書籍等で情報収集することをお勧めします。例えば、投信であれば、数多くのブロガーの方が評価情報を発信されています。また、金融庁のつみたてNISA特設サイトなども、投資教育に近い情報として参考になります。

リスクの意味を知る

本記事中で使用される「リスク」という言葉は、一般的な意味での「危険」とういうような意味ではありません。当初想定した予想(目標、着地点等)からの振れ幅(ばらつき)の高い低いを意味します。例えば、銀行で金利1%の定期預金が仮にあったとし、100万円を預け、1年後101万円になったといようなケースは、元本保証ですから、ほぼ予想どおりとなる(リスクが低い)。
 一方で、平均年率7%実績のある投信を100万円購入、1年後の運用実績はプラス20%となり、さらに、翌年はマイナス13%となったような場合、予想より振れ幅が上にも下にも大きく動いています(リスクが高い)。もっと知りたい方は、一般社団法人 投資信託協会の用語集等の証券用語を紹介している各種外部サイトをご参照ください。

家計と保有資産の把握 

さて、投資をはじめようと前に進むその前に、毎月の収入と支出を把握できていますか?家計簿をつけられていればベストですが、そこまでは中々億劫ですよね。なので、大よその支出を把握しどの程度手元に残るかを把握できるようにしてください。これは定期的な投資行動、例えば毎月積み立てを行う場合等に、いくら割り当てられるかを把握する上で必要なことです。継続して投資資金の投入を続けらることが、元本拡大には重要です。節約自体が目的ではなく、投資に割り当てる資金を最大化していくという観点で家計把握をお勧めします。
 なお、よく見られるのが何も目的をもたず、ただ節約することを趣味とする方もいますが、それはそれで現金ストックの向上には貢献しますが、目的がないとつらいですよね。投資資金の最大化という目的があれば節約も苦にならないと思います。
 続いて、今もっている現預金等の無リスク資産の保有額を整理しましょう。社内預金等も含めてもよいでしょう。ただし、この段階では、流動性が高く、換金性が高いものに留めておきましょう。投資に回す比率、言い換えれば手元に残す比率を決めるためです。手元に残す比率とは、生活に支障をきたさないようにするための生活防衛資金を用意しておくという目的と、投資に向けた部分は大きく変動することがありますので、資産全体でコントロールを行うためです。
 例えば、株式市場が60%暴落したとしても、[リスク資産20%:無リスク資産80%]の人と[リスク資産80%:無リスク資産20%]の人では資産全体は、前者は92%(△8%)、後者は68%(△32%)となり受ける影響や心理的な負担も変わります。当然、現金比率を上げすぎればリターン低下となりますし、下げすぎればリターンは高くなる可能性がありますが、価格変動リスクに耐えられなく場合もあります。
 なお、持ち家等の不動産を時価評価し、保有資産として考えるのは念のため避けた方が無難でしょう。住宅ローンのない状態であれば、純資産とも言えなくはないですが、一般的に、流動性が低く、即時換金性が低いためです。また、自動車も除外して考えましょう。流動性は高いですが、減価が早いですから。

保有資産をリスク資産へどれだけ向けるか

家計と保有資産の把握が完了したら、リスク資産にどの程度資金を振り向けるかを考えましょう。前項で少し言及しましたが、株式等の価格変動のある資産に対して、保有している資産からどの程度を振り向けるかじっくり考えるプロセスです。逆に言えば、現金をどの程度残し投資に回さないかを決めます。価格変動に慣れていない内は、株価お値動きが非常に気になります。

 株式等のリスク資産は、下落相場、暴落等により一時的に、元本が毀損することから避けられません。これは、リスク資産を持つ場合の宿命で、慣れるしかないです。そうであるからこそ、投資しない比率を決めておくことが重要です。投資に振り向けている金額が、資産全体の30%の人と、100%の人では、仮に市場が 60%下落した場合、資産全体で見たときのダメージは後者の方がでかいです。ご自身の家庭環境、年齢などを考えながら、検討してみてください。経験則ですが、半分になることをイメージして考えるとよいです。実際、リーマンショックでは半値以下になっていたわけですから。

おすすめの資産配分ってあるのか?

実は、万人にあてはまる資産配分の正解はありません、家族持ちの人、独身の人、メンタルの強い人、弱い人、現金をたくさんもっている人など、それぞれ背負えるリスクが違うためです。初心者の方は、まずは少額からはじめるのが良いでしょう。価格変動にある程度慣れて、経験も積み上がった時に、投資比率をみなおせばいいでしょう。手に汗かかない程度の金額で、はじめてみてください。ただし、株式等はプラスリターンだけでなく、マイナスリターンの可能性も同時に考える習慣をつけることをおすすめします。

投資にはまとまったお金が必要?

なお、手持ち資金に手をつけたくない場合や、現金ストックがあまりない場合は、毎月の給料から一定額を積立ていくことからはじめれば、良いと思います。特に若いうちだと、まとまった資産なんてそれほど保有していないケースが多いでしょうから、お金が貯まってから投資しようでは、なかなかスタートできません。
現在は、ネット証券等では100円から投資信託が購入できたりしますので、消費者にとってとても便利な環境が整っています。少しずつからはじめられます。
 
ただし、将来的にリスク資産が積み上がってくるので、無リスク資産の比率を意識しておくと良いです。気づいたら、リスク資産の比率が自分の許容度を超えていたとならないようにしたいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?本記事では、大まかな3ステップをご説明し、ステップ1まで解説させていただきました。次回以降の中編ではステップ2について、後編ではステップ3について解説いたします。
なお、本記事で紹介する内容は、個別株式の短期トレードや短期間でお金持ちになるといった内容のものではありませんので、やや退屈に聞こえるかもしれません。しかしながら、そういう短期で大儲けし成功できるのは、一部の天才的な投資才能のある方だけですので、一般生活者向けに向かないと考えます。まずは、基礎的なところを覚えていっていただければと思います。
 

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