かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

【お役立ち】主要ネット証券の米国株取扱銘柄の違いを詳しく知りたい方へ

こんにちわ、かつおです。

本日は、前回記事で、楽天証券の米国株取り引きルールが改善される予定であることを報告するいたしました。また、主要ネット証券3社(楽天証券SBI証券マネックス証券)の米国株取引ルールや米国株取扱数の比較記事を掲載しました。その後、さらに各社の取扱銘柄数の違いについて詳しく調べましたので紹介したいと思います。各社取り扱い数に違いがあり、マネックス証券が一番多いわけですが、具体的に銘柄ベースでどんな違いがあるのか知りたい方もいらっしゃると思い、手間暇かけて調べ一覧にしましたのでご活用ください。
 
①各社取り扱い銘柄数の違いについて
 楽天証券SBI証券マネックス証券の3社を引き続き比較しますが、マネックス証券の取扱銘柄数がもっとも多く、3,000銘柄以上あります。しかしながら、数値で差分がわかっても具体的にどの銘柄が購入できたりできなかったりするのかは、ホームーページを見ていても分かりません。銘柄名単位で、知りたくなりましたので、まずは集計サマリーを作りました。
 さて、以下の表1は集計サマリーとなりますが、この集計表は、例えば3社すべてで取り扱われている銘柄数はどれだけか、楽天証券だけ取り扱われているのはどれだけか、SBI証券だけで取り扱われているのはどれだけか、マネックス証券だけで取り扱われている銘柄数はどれだけか、というように全組み合わせパターン別に取扱銘柄数を記載しました。

【表1.組み合わせ別の各社米国株取扱銘柄数】
※2018/11/12時点。各社ホームページ公開上に基づき管理人にて表作成
※○→取扱いあり ×→取扱いなし
組合せ 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 銘柄数
1,132
× 17
× 273
× 206
× × 108
× × 27
× × 1,752
1,530 1,382 3,363 -

 表1を見ていただくと、3社共通で取扱われているのは1,132銘柄(①)です。楽天証券だけでしか購入できないのは108銘柄(⑤)、SBI証券だけでしか購入できないのは27銘柄(⑥)、マネックス証券だけでしか購入できないのは1,752銘柄(⑦)ということになります。やはり、マネックス証券の数が圧倒的ですね。しかし、この差はどこから発生してくるのでしょうか。

②取扱数の差の要因は?
 次に表1を市場別に分けて集計し、数値をさらに整理したものが表2をご覧ください。この様に市場別に分けて見てみると、マネックス証券NASDAQ市場の取扱数が多いことが分かります。なお、NASDAQ(ナスダック)は「National Association of Securities Dealers Automated Quotations」の略で、1971年に全米証券業協会の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場と言われています。つまりは、新興企業市場の銘柄取扱数の多さがマネックスのアドバンテージといったところでしょうか。日本市場におけるマザーズJASDAQの取り扱いが多いような感じですね。

 

【表2.組み合わせ別・市場別の各社米国株取扱銘柄数】
※2018/11/12時点。各社ホームページ公開上に基づき管理人にて表作成

※組合せ欄の番号①~➆は表1の番号と同じものです。

組合せ 市場 銘柄数 組合せ 市場 銘柄数
NASDAQ 359 NASDAQ 18
NYSE 554 NYSE 9
NYSE Arca 219 27
1,132 BATS 2
NASDAQ 363 IEX Investors Exchange 1
NYSE 567 NASDAQ 1,138
NYSE Arca 219 NASDAQ CAP 1
1,149 NASDAQ 1
NASDAQ 106 NYSE 527
NYSE 167 NYSE Marke 1
273 NYSE Market 74
NASDAQ 106 OTC 4
NYSE 98 不明 3
NYSE American 2 1,752
206
NASDAQ 31
NYSE 63
NYSE Arca 14
108



③具体的な銘柄名は何か?

 このように見てくると、各社間の差分について具体的な銘柄名が気になりますよね。各社のホームページを見比べるのは至難のわざですね。そこで、管理人にてマッチング処理を行い差分を作成してみました。参考までに、表3にSBI証券だけ取り扱いのある銘柄を表示します。中身を見てみると、有名どころでは、投資の神様バフェット氏でおなじみのバークシャーB株がありますね。その他には、ベンチャー系の企業もちらほら見受けられます。ティッカー「EKSO」は、私にはまったく馴染みのない会社ですが、外骨格ロボットの開発とかをしているそうです。何か夢がありますね、SBI証券らしいチョイスが気がしないでもありません。

【表3.SBI証券だけで取り扱いのある銘柄】

※2018/11/12時点。各社ホームページ公開上に基づき、ティッカーをキーとして
 マッチング処理を行い差分を抽出し作成。
ティッカー 銘柄名 備考 市場
AABA Altaba アリババ・グループ及びYahoo!Japanの持分等を資産管理する投資会社 NASDAQ
ANGI ANGI Homeservices A ネットでの情報・コンテンツ提供会社。 NASDAQ
ARCO Arcos Dorados Holdings A アルゼンチンの会社(南米マクドナルドフランチャイズを運営) NYSE
ARVN Arvinas Inc 医療系 NASDAQ
AXS Axis Capital Holdings バミューダ再保険会社 NYSE
BRKB Berkshire Hathaway B ウォーレン バフェット氏が率いる多角経営の持株会社B株 NYSE
BRY Berry Petroleum エネルギー企業 NASDAQ
CARG CarGurus Inc A 米国のオンライン自動車販売会社。 NASDAQ
CEL Cellcom Israel イスラエルの携帯電話事業者 NYSE
EKSO Ekso Bionics Holdings 外骨格ロボットを開発している会社 NASDAQ
ESLT Elbit Systems イスラエルの防衛システム会社 NASDAQ
FN Fabrinet OEMメーカーに製造、組み立て、検査サービスを提供する受託会社。 NYSE
FOCS Focus Financial Partners A 金融系 NASDAQ
LOGC LogicBio Therapeutics Inc バイオテクノロジー企業。治療用遺伝子治療ベクター開発。 NASDAQ
MARA Marathon Patent Group 知的財産権(IPP)の管理会社 NASDAQ
NBR Nabors Industries バミューダ原油・ガス掘削会社 NYSE
OPTT Ocean Power Technologies 再生可能エネルギー機器を製造している企業 NASDAQ
PDVW pdvWireless Inc 米国のネットワーク・ソフトウエア企業。 NASDAQ
PHAS PhaseBio Pharmaceuticals Inc バイオ医薬品会社。 NASDAQ
PRNB Principia Biopharma Inc A 炎症性疾患、自己免疫疾患、およびがんの薬物治療の研究・開発。 NASDAQ
RDC Rowan A イギリスの掘削請負業者 NYSE
RNR RenaissanceRe Holdings バミューダ再保険・保険会社 NYSE
SIBN SI-BONE Inc インプラントシステムの会社。 NASDAQ
SRRK Scholar Rock Holding 生物医薬品企業。 NASDAQ
SYNH Syneos Health Inc A バイオ医薬品ソリューションの機関を運営。 NASDAQ
USX US Xpress Enterprises A 輸送サービスの会社。 NYSE
VCNX Vaccinex Inc 臨床段階の免疫療法を開発。 NASDAQ

 

 ところで、その他のパターンの銘柄名もご覧になりたいと思いますが、量が多すぎて記事中に記載できないため、以下にPDFですがダウンロードしていただけるようにしましたので、興味がある方はご覧ください。
[ダウンロードPDF]
①3社全て取り扱いのある銘柄
②楽天証券・SBI証券で取り扱いあり(マネックス証券でなし)
③楽天証券・マネックス証券で取り扱いあり(SBI証券で取り扱いなし)
④SBI証券・マネックス証券で取り扱いあり(楽天証券で取り扱いなし)
⑤楽天証券だけで取り扱いあり

 

④まとめ

 いかがでしたでしょうか?今回は少しマニアックな内容となってしまいましたが、各社取り扱い銘柄の差を徹底的に調べてみました。まとめ的なことを申し上げるなら、銘柄数にはあまりこだわらないのであれば楽天証券SBI証券あたりが、新興企業を探して投資したいという場合には、幅広く銘柄を扱うマネックス証券が良いと言えるのではないでしょうか。ただ、3,000銘柄以上もあると多すぎて逆にこまりますね。最後まで、お読みいただきありがとうございます。

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