かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

ひふみシリーズでおなじみ「レオス・キャピタルワークス」社が上場!でも何で?

こんにちわ。かつおです。ごきげんいかがですか?
個人投資家に人気のある、ひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金のひふみシリーズの運用をしている、レオス・キャピタルワークス株式会社が、東証マザーズに上場することが決定したとのことです。同社ホームページにて、11月19日付のニュースリリースで報告されていました。東京証券取引所のホームページの新規上場承認紹介ページでも公開されていました。

今日は、今回の上場の内容や目的が気になり調べたので、報告します。東京証券取引所で公開されている「新規上場申請にかかる有価証券報告書(Ⅰの部)」から読み取れる情報を元に解説していきます。

1.上場の概要
上場の内容ですが、下表にまとめてみました。12月25日が上場予定日で、現時点では仮条件もでていませんので、公募価格はわかりません。新規に約63万株を発行、既存株主から約252万株が放出されるとのことです。

項目 内容
市場区分 マザーズ
証券コード 7330
上場承認日 2018年11月19日
上場予定日 2018年12月25日
公募価格 ブックビルディング方式。仮条件決定日は2018年12月4日
ブックビルディング期間は、2018年12月6日~同年12月12日
幹事会社 みずほ証券SBI証券楽天証券マネックス証券ライブスター証券
新規公募数 632,500株
既存株主からの売出数 2,529,800株


なお、同社の藤野社長は、現時点で108万株保有しており、所有割合が8.56%で第4位の大株主であり、今回16.2万株くらい放出するようです。公募価格しだいですが、上場の恩恵を受けることができそうで、うらやましいですね。ただし、ご自身でリスクをとって、大変ご苦労され同社を成長させ、ここまでもってきたのですから、当然といえば当然の結果ですね。それに、開かれた市場に公開されるわけですから、既存株主側も出資比率を下げないといけないですし。

ちなみに、上場する時は、有価証券報告書やその他もろもろ資料で、透明性確保のためにこの様な情報が公開されるので、個人情報もなにもあったもんじゃないですね。私が個人的に情報を漏らしてるわけではないのであしからず。これらは、純粋な公開情報です。東証ホームページで公開されています。それだけ上場には責任が伴うということです。

私個人も、10数年前に勤務先の上場準備業務に携わったことがあり、上場準備の大変さはわかります。とっても審査厳しいんですよ、そろえる資料も物凄いたくさん必要です。幹事を頼む証券会社と一緒に準備していくのですけど、証券会社自体の予備審査もあったりと大変です。マザーズは審査基準が、東証1部やJASDAQと比べ相対的に多少緩くはなりますが、中途半端な会社はうかりません。その意味でも、レオスさんは従業員数も少ない中、準備にご苦労されたのではないかと、敬服いたします。

2.上場の目的は何か?
さて、気になる上場目的ですが、同社及び藤野社長からのメッセージがまだでてないので真意はわかりませんが、有価証券報告書上から読み取れる形式的な目的は企業基盤の強化に調達資金を使うつもりのようです。「新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)」P25に、「設備の新設、除却等の計画」の項がありますが、その中で以下の投資に調達方法として「増資資金」と記載があったため、そのように判断しました。

【増資資金の活用先】
・直販顧客管理システムの整備  450,000千円
・ホームページの改修        20,000千円
・トレーディングシステムの整備   30,000千円

なんか、第一印象は地味です。どっか買収するのかとか、勝手に想像していました。一部のニュースサイトでは、市場からの調達は12億くらいを想定していると記載されていましたので、これだけじゃないとは思いますけど。なお、日本では投資運用会社が単独で上場するケースが珍しいようで、だいたい系列をつくっている親会社側が上場するケースの方が多いのだとか。今回のレオスと似たような事例だと、スパークス・グループ(証券コード8739)が該当するのではないでしょうか。

いずれにせよ、今後の同社の動向に目が離せませんね。私個人としては、バフェットのバークシャー・ハサウェイにみたいな持株会社となって、いろんな事業を買収して日本経済に活をいれてくれんじゃないかなーとか勝手に妄想してます。まあ、その前にひふみシリーズの運用成績向上が第一ですけど。

3.初値はあんまり期待しない方がよいかも
最後に、初値っていったいいくらぐらいになるんでしょうね。レオスの2017年度の業績は、純利益が9億弱で、1株純利益は81円、1株純資産は133円といった感じです。マザーズの場合、期待値から高PERになりがちな傾向はありますが、投資運用会社の将来価値ってどう判断されるのかよくわかりませんね。同じような上場事例が少ないと聞きますし。

参考までに、スパークス・グループの株価は228円/株(11月20日終値)で、前期連結業績の1株純利益は23円でした。ざっくり計算するとPER9.9倍です。スパークスと似たようなPERと仮定するならば、ひふみの1株純利益が81円ですから、ざっくり株価は801円くらい?なんでしょうかね。一部では、2,000円/株と公募価格を予想しているサイトもありましたが、その場合PER24倍くらいで、ありえそうだなとも言えます。

いずれにせよ、仮条件もまだでてないのではっきりわかりませんね。株価は美人投票でもありますので、期待値からすんごい価格がつくかもしれませんし。来月まで引き続きウオッチングし別の機会に報告させていただきたいと思います。最後までおよみいただきありがとうございました。
投資は自己責任でおねがいします。


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