かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

【考察】ひふみ投信が抱えるリスクとは

こんにちわ。かつおです。
今日は、最近なにかと不調で話題のひふみ投信について記事にします。疑心暗鬼になっているファンド保有者もいる方と思いますが、あえて冷静な観点でひふみ投信をもつことのリスクについて考えてみましたので記事にします。管理人自身も、「ひふみプラス」を保有しており、毎月継続して積立購入もしておりますので、あえて厳しめの評価をしてみたいと思います。

カリスマ運用者が存在するゆえのリスク
レオスキャピタルワークスの看板商品といえば、ひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金(以下、ひふみシリーズと表記)ですが、これまでTOPIXを上回る好成績を収めてきています。多くのアクティブファンドは、市場平均に勝てないと言われますが、ひふみシリーズだけは違うと思わせる実績です。ただし、これは同社の藤野社長というカリスマ的な運用者がいたからということが、ひとつの理由だと思います。チームで運用とはされていますが、大きな方針決定権は、この方にあるのだと思います。

その場合、長期で運用を託すということであれば、まだ大分先の話とはなりますが、何らかの理由でこの方が不在となったときに、同じようなファンド運用ができるのかという点が懸念点としてあります。後継者に対するノウハウ継承などが上手くいくのかということです。そして後継者は、ひふみシリーズを遜色ない形で運用できるのかという点です。

ファンド規模の拡大によるリスク
テレビで特集を組まれ人気化し、急激な資金流入により、短期間のうちにマザーファンド規模は8,000億程度までに成長しています。運用レポート等のメッセージによれば、国内における有望銘柄がないため、米国株の組み入れを行い、国内大型株の代替とすることで、運用には問題は発生しないと発信しています。

今後ものこの流れは続くと思いますが、その場合TOPIXベンチマークとして比較するのは適切でないと考えます。米国株投資の比率を高めていく場合、もはやグローバルなアクティブファンドとみなすことも可能です。その時、S&P500やダウ等と比較しパフォーマンスを上回ることができるかという点が気になります。米国市場は長期で見た場合、高いパフォーマンスを出し続けていますが、そのような銘柄を組み入れる以上、パフォーマンスはよくなるはずですが、そのようにした場合のファンドとTOPIXを比較しても正当な評価ができないのではないでしょうか。

上場によるリスク
こちらの記事にてレオス社が上場することを報告しました。上場の真意がよくわからないところですが、上場することも一つのリスクではあります。上場すれば、IR情報の整備にかかる工数株主総会等を含めてもろもろの工数がかかります。会社運営上の間接コストが上昇することを意味しますが、これまでのローコスト運営が可能かどうか心配です。

また、敵対的な買収にさらされる場合や、株主が増えることによる経営への口出しなど、レオス社の理念を貫けるかどうか不透明な点があります。株主から、利益向上策としてファンド乱立や高コストな商品設定など方針転換を迫られたりしないか心配ですね。

まとめ
以上、ちょっと厳しめな評価をしてみましたが、所詮はリスクです。可能性の問題です。そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。ファンドの運用パフォーマンス自体に目が行きがちですが、長く付き合う会社である以上、会社そのもののリスクにも目を向けるべきだと思います。

管理人の場合は、じゃあ保有することをやめるのか?と言われた場合、今のところ保有・積立を継続します。資金ニーズ発生により、部分解約をする時もあるとは思いますが、ひふみシリーズの運用哲学や方針は昔から変わっていないためです。ただし、かなり先だと思いますが運用責任者の変更があった場合には、継続かを検討します。

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