かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

職場積立NISAで気をつけておくべき点について

こんにちわ。かつおです。
皆様は、職場積立NISAってご存知でしょうか?

日本証券業界のホームページによれば、

「職場経由で、NISAを利用した資産形成ができるよう事業主等が利用者(従業員等)を支援する福利厚生の増進を図ることを目的とした制度」とのこと。

ポイントとしては、
・職場積立NISAを導入する事業主等は、NISA取扱業者と職場積立NISAに関する契約を締結し、利用者は、NISA取扱業者にNISA口座を開設し、上場株式・投資信託等の有価証券に投資する。
・事業主等は、複数のNISA取扱業者と職場積立NISAの契約を締結することが可能。
・NISA取扱業者は、「NISA推進・連絡協議会」が定めたガイドラインに基づき、職場積立NISAを取り扱う。
・導入延べ企業数 8,685社(2017年12月末時点)に達するとのこと。

「NISA推進・連絡協議会」とは
日本証券業協会(事務局)、一般社団法人信託協会、一般社団法人生命保険協会、一般社団法人全国銀行協会、一般社団法人 全国信用金庫協会、一般社団法人 全国信用組合中央協会、一般社団法人 全国地方銀行協会、一般社団法人第二地方銀行協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人不動産証券化協会、株式会社ゆうちょ銀行、農林中央金庫労働金庫連合会金融庁(オブザーバー)で構成。NISAが個人の中長期的な資産形成手段として幅広く利用されるよう、NISAの普及・促進に向けた取り組みを推進しているとのこと。

ひらたくいうと、例えば職場の給与天引き等でNISAを利用したりできるようにしたり、職場という身近な場所からNISAへ参加できるようにする仕組みです。必ずしも、給与天引きでなく直接金融機関と取引してもらうスキームもあるようです。

また、一般NISAやつみたてNISAのどちらにも対応しており、個人でNISAをやる場合と同じです。あくまでも、会社が窓口になったという形で、NISA普及にむけての仕組みづくり的な側面が強いです。

私の会社にもやってきました。
最近、私の勤務先にも地方銀行の担当の方が、NISA説明会なるものを開催しにやってきました。会社として、制度そのものへ参加するつもりはまだないようですが、地元のお付き合いから、従業員向けの説明会の開催だけを受け入れておりました。

銀行がベースなだけであってかなり警戒しましたが、全く知らいない方が、つみたてNISAへの関心を高めるための取り組みとしてはそれなりに評価できます。が、これまで顧客本位の業務運営からかけ離れた投信販売を行ってきた銀行が、突然心を入れ替えてこういう取り組みを始めたといってもいまいち信用できないです。

また、職場という環境を利用して入り込んでくるのは、投資経験のない従業員からするとお墨付き的な印象があるようにみえ、適切にお付き合いができる金融機関と誤認しそうで怖いです。私の会社の場合、単に地元のお付き合いのある銀行ということで、他の取引とのバーター的な意味あいで、担当者が説明会を受け入れていました。他の従業員はその経緯を知りませんでしたけれど。何人かは、ふらふらとその地方銀行で取引をしてしまいそうな感じでした。

つみたてNISAは商品に制限があるから大丈夫?
つみたてNISAは、投資対象商品が金融庁によって厳格に制限されているから、変なものをつかまされれるリスクは低くく一見問題なさそうには見えます。ただし、彼らの思惑からすれば、まずはフックとして顧客の裾野を広げ、いずれは他の金融商品のを買ってもらおうかなという下心がないとも言えません。また、いずれ退職金等の囲い込みも思惑としてあるのでしょう。

また、今後投資に興味がわきいろんなことを試したいと思った時に、今のところ銀行だと投資商品が限られるので物足りなさを感じるかもしれません。大手ネット証券であれば、仮につみたてNISAだけするにしもて、幅広い品ぞろえがあり顧客ニーズにマッチする可能性が高いです。

会社がすすめるから大丈夫と思わないこと。
先にも述べましたが、会社の総務部、あるいは福利厚生課等が勧めてくるからといって安心感を持たないことが重要です。私の勤務先のように、色々なしがらみから、お付き合いでその金融機関を選んでいるかもしれません。金融機関は他にもたくさんあるということを認識していただき、本当にその金融機関が長期でお付き合いに足るところかよく考える必要があります。

銀行で投資信託を買った顧客の半分が含み損となっていたというニュースが一時期ありましたので、いまいち信用できないのが個人的な感想です。もし、職場でそういう説明会があったなら、会社の担当者になぜその金融機関を選んだのかを質問してみると面白いかもしれません。担当者は、質問に窮するかもしれませんよ。

まとめ
すこし、同制度や銀行に対する辛口評価を書いてしまいましたが、つみたてNISAが普及するための取り組みとして、とても素晴らしいものだと思います。ただ、あくまでも方法はそれ一つだけではないので視野を広げていただくことが大切かなと思い記事にしました。

会社側都合でその金融機関が選定されていたり、会社側担当者も投資に詳しくなく、金融機関に勧められるままに、従業員に紹介しているだけかもしれませんから。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村