かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

子供のために用意するのは学資保険、銀行預金、投資のどれが良い?

こんにちわ。かつおです。

最近、私の職場では同僚たちの間で出産が続いています。少子化とはいいますが、私の職場ではそんな流れとは無縁な状況です。

 

子供が生まれた報告を受けるたびに、なごやかな雰囲気になります。ただお祝いがつづき、お財布が寂しい状態です。
 
さて、子供が生まれると、将来のためにと子供名義の銀行口座をつくったり、学資保険に加入しようとする親御さんも多いのではないでしょうか。

ある意味、子供がうまれたら、学資保険、貯金と連想してしまうのは、日本人の伝統的な固定観念になっている気がします。貯金、学資保険は、子供のために何かしたいという親としての自尊心とか満足感に訴えかけている印象を受けます。
 
今日は、子供のためのお金の取り扱いについて、第三の選択肢として投資用口座を開設することをお勧めしたいと思います。
 
 
銀行預金だけでは殖えない

もはや当たり前のことで、誰もが知っているとおり、銀行預金の金利は何十年と低いままです。

 

また、学資保険も最近では返戻率が下がりつつあり、かつては高い返戻率を誇った商品もかなり下がってしまったものもあります。

 

例えば、ソニー生命の学資保険ですが、かつて私も加入していましたが、当時は返戻率は109%でした。現在では、プランによりますが103~107%程度となっています。

 

一方で、世界株式の場合は価格変動があるものの、概ね年率5~6%のリターンが得られてはきたことを踏まえると、銀行預金や学資保険って本当に合理的な選択か考えさせられます。
 
長期で複利の力を活かす
試しに簡易的な複利での試算をしてみました。株式が、仮に年率5~6%が見込めるとして子供が20歳になるまで、毎月1万円を積み立てたとします。積み立てた元金は240万円です。6%、3%、0.1%の場合で比較したグラフが図1です。0.1%は、比較的金利が高いネット銀行の金利として、サンプルにしました。
 
[図1]
複利シミュレーション折れ線グラフ









銀行金利だと、全く殖えていないです。参考までに、元金と運用益の内訳を図2に記載します。
[図2]
複利シミュレーション元本・運用益










もちろん、株式の場合常に一定のプラスリターンが出るわけではないので、グラフのようにきれいに増える訳ではありません。しかし、長期で複利の効果をねらえば銀行預金をはるかに上回る可能性があります。
 
銀行預金も減らないわけじゃない
それでも、投資なんてお金が減る可能性があるから嫌だという方もいるでしょう。しかし、実際には銀行預金でも実質的に減る可能性があります。
 
厳密には、預けている数字は変わらないが、通貨の価値が減る可能性があります。インフレで、現金の価値が減り購買力が落ちる場合です。

 

私たち日本人は、価格に敏感なので企業側も価格変更をなかなか行いませんが、よく見ると内容量を減らし価格を維持する等の対応を行っており、現金の価値がさがっていることに気づきにくい環境にあります。

 

お菓子などが良い例で、価格は変わらないけど量が減ってたりします。また、自動車も年々値上がりしています。昔は、200万円クラスだった車種が、今は200万円で買えない状態です。

 

学資保険のメリット
学資保険は、返戻率が下がっており魅力が薄れている感じはしますが、銀行預金よりは良い点が多いと考えます。

 

ひとつには、はじめたら引き出しにくく継続する仕組みができあがること。途中でやめてしまうと、解約返戻金が払い込み額より下回ることが多く、継続する動機付けになります。

 

もうひとつは、契約した時点で保障が確定することです。契約者である親が亡くなった時に、保険料の払い込み額に関係なく満期保障額が得られるものが多い点が、メリットです。

 

これらメリットは確かにあるため、学資保険には検討の余地があるかもしれません。ただし、統計上の死亡率はかなり低いので、そこを踏まえて判断する必要はあります。なお、死亡率に関する記事はこちらからどうぞ。

 

おすすめの子供向けの投資口座は
子供向けの投資用口座の開設の方法ですが、子供名義で口座開設が可能な証券会社は割と多いです。例えば、楽天証券であれば親が証券口座を開設しているという前提条件がありますが、子供名義の未成年口座の開設が可能です。その場合、親権者等が子供のかわりに取引を行う形となります。

また、その他にも子供専用の口座を用意しているところもあります。例えば、セゾン投信の「こども口座(愛称:カンガルーポケット)」や、レオス・キャピタルワークスのジュニア口座「くるみ」等です。これらも、子供名義での口座開設となり形式上は親が取引をとるという位置にはなります。

私も、セゾン投信のカンガルーポケットをやっています。申込時に、親権者である夫婦両名の同意記入と捺印を行いました。各種変更時に、変更届の記入時に夫婦両名の記名捺印がいるのがやや面倒です。ただ、取り扱いファンドが2本のみとわかりやすくほったらかしで投資できるので利用しています。子供が成人すると、自動的にその子に各種権限が委譲して一般的な口座と同じ位置づけになります。

色々ある商品から選んであげたいという親御さんは証券会社で、あまり商品選びに悩まずはじめたいという方には、セゾンやレオス等の独立系投信会社の子供口座がお勧めです。なお、私の場合は、一般的な証券会社の場合、ネット環境で手続きが自由にできて便利な分、途中で変更を加えたりやめてしまったりするリスクがあったので、手続きが不便な独立系投信の方が継続しやすいと思い、カンガルーポケットを選びました。

まとめ
いかがでしたでしょうか?お金だけが子供のためにしてあげられることの全てではないですが、子供のために一つお金に関する仕組みを用意しておいてあげることはとても重要ではないでしょうか。銀行預金や学資保険もいいですが、投資用口座の場合、親から子供に引き継いでもらい、金融に関するリテラシーを高めてあげるきっかけにもなると思います。

0歳から口座開設すれば、その子は成人した時点ですでに20年以上の長期投資をしていることになります。そこから、定年まで続けると60年以上の長期投資となり複利効果を享受できる可能性が高いです。60年ってすごいですよね、私の場合30代から投資をはじめましたから60年投資をしようとすると90歳以上まで生きる必要があり、生存しているかという問題とその時資金ニーズがあるかも不明です。死ぬ間際になってお金たくさんあっても贈与税とか相続の問題も面倒ですね。

以上ですが、投資用の子供口座を開くというのも選択肢として検討されてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

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