こんにちわ。かつおです。
先日テレビのバラエティ番組で、500円玉貯金をどれくらいの人がやっているか?みたいな内容が放送されていました。
街頭インタビューですが、5人に1人位の割合だとか。それで、実際に多く貯めていいる人の金額を見せてもらうところまでやってました。何年もコツコツ続けて、20万、40万、100万くらいの人が紹介されてました。
今日は、現金をため込むのもいいけど、インフレにより現金をもっているだけでは価値が目減りすることから、そのお金を投資にまわした方がよいという記事です。
日本人は長いデフレに慣れすぎた?
消費者物価指数によれば、過去20年間で日本が長いデフレにいたことがわかります。デフレの期間中は、現金の価値が物よりも上がりますから、現金をため込むことは理に適っています。
でも、2013年を境に確実に物価は上昇しています。これはご存知のとおり、アベノミクスによるところが大きいのでしょう。ただし、世界の人口も増え世界的な資源や製品への需要が高まる中、円の対外的な価値も下がっており、輸入に頼っている日本は物の価格が上昇しているとも考えれます。
今までと同じように、現金を信じて貯めていれば安心というのはもはや過去のもので、その行為はお金そのものが好きなだけの行為だと言わざるを得ないです。
コツコツ何年も貯めている間に、実質的な購買力が落ちていることに気付かず、貯金箱に貯まるお金を見て、ニンマリとしているだけでは、お金の生かし方としてもったいないと思います。
物価が上がっていることは実感しているはず
実際には、物価が上がっていることは肌で感じている人も多いと思います。缶ジュースだったり、生活用品、食料品とか値上がりしているので。
そこで、消費者物価指数を品目別に少しだけ見てみます。最初に食料品です。上がっていますね。確かにスーパーとかへ行くと、昔と比べて魚や野菜、肉など値上がりしているなと感じます。
続いて、水道光熱費です。こちらは、上昇幅が大きいですね。確かに、ガソリン代とか電気代とか昔より値上がりしているのは、実生活でも肌で感じられるはずです。
現金をためていても、金額数値は変わりませんが、実質的に買える量が減ってしまっているわけです。困ったことに、生活コストが上がると、節約や貯金とかのみを防衛手段としてやってしまいがちです。
日本は先進国の中でも、金融教育が遅れていると指摘されており、インフレ影響を理解しづらいからかもしれません。
投資の方が良い理由
ダウ工業平均の過去20年分の株価推移をみると、2倍以上になっています。株式はインフレに強いと言われており、タンス預金をしているぐらいであれば、単純に市場平均を目指す投資をしているだけでも大きく資産を増やせたはずです。
しかし、現金は数値としての金額変化はしませんが、インフレにより購買力は見えない形で変化しています。10年、20年たった時に、コツコツ貯めた貯金箱の現金で、買いたいものが今と同じ金額で買えるとは限りません。
まとめ
現在ですと、100円単位で投資信託が買えたり、ワンタップバイのように少額で個別株を購入できる仕組みもあります。新しいものでは、おつり投資やポイント投資等もあります。
まあ、毎回500円を買いつける手続きは面倒でしょうから、コツコツ貯金箱に入れて、ある程度まとまったら、買いつけるというプロセスがいいのではないでしょうか。500円玉貯金と投資の連携というのがベターかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
投資は自己責任でお願いします。