かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

個性派インデックスファンドiFree NEXTを評価!買いか?

こんにちわ。かつおです。

今日は、大和投資信託のテーマ型インデックスファンドとして展開されている「iFreeNEXT」シリーズを評価してみたいと思います。

発売当初は話題になっていましたが、1年程度経過したファンドもでてきましたので、そろそろ少しは実力値を判断できるかと思い、現在の運用状況と成果を調べてみました。

興味がある方は、参考にしていただければと思います。



①iFreeNEXTシリーズのおさらい


iFreeという低コストなインデックスファンドシリーズの派生シリーズとして
iFreeNEXT は位置づけられています。他にも、iFreeActiveという派生シリーズもあります。インターネットでの販売を前提とした商品群です。

大和投資信託によれば、
iFreeNEXTのコンセプトは「特徴のある成長分野に着目した個性あるインデックスファンドシリーズ」とのことです。ある種テーマ型投信ともいえ、アクティブ運用ではなくてインデックス運用なのが特徴です。

手数料体系
としては、購入時手数料は「販売会社が別に定める率」と設定余地を残していますが、現在販売手数料を設定している販売会社はないと月次レポートに記載されています。

信託報酬は、次項以降で説明しますがインデックス運用のため、アクティブファンドよりは低価格です。しかし、最近の超低コストなインデックスファンドシリーズと比べるとやや高めな印象です。


②商品ラインナップは?

 

現在(2019年2月15日)の本シリーズのファンド数は4本です。下の表がラインナップ一覧です。特定のエリアや業種に投資していることが名前から想像できます。


[iFreeNEXTシリーズ(2019年2月15日現在)]

ファンド名 概要 信託報酬(税別)
iFreeNEXT FANG+インデックス 米国上場企業の株式に投資し、NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指す。 年率 0.705%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 米国株式に投資、NASDAQ100 指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指す。 年率0.45%
iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス 米国株式に投資、NASDAQバイオテクノロジー指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指す。 年率 0.725%
iFreeNEXT 日本小型株インデックス 日本の小型株市場の動きを捉える指数(TOPIX Small)の動きに連動した投資成果を目指す。 年率0.40%



米国の特定セクターへ投資するファンドが多いですが、セクター別の海外ETFを買えばいいような気もしますが・・・・。


③各ファンドの主な投資先は?


各ファンドの主な投資先は以下のとおりです。ファンド別に説明いたします。

iFreeNEXT FANG+インデックス

1.iFreeNEXT FANG+インデックス構成銘柄





誰もが知る銘柄ばかりで、成長株オンリーです。過去の株価上昇の実績を持って、リターンがすごかったと訴求されていますが、今後も同じようなリターンが出るかは疑問です。

そもそも、過去凄かった銘柄をパッケージングして凄いパフォーマンスでしたと言われても後付けくさいので、その点は考慮した方がよいです。


iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

2.iFreeNEXT NASDAQ100インデックス構成銘柄



ナスダック100指数に連動する投資成果を目指すのですが、純資産額がまだ小さいこともあってか、個別銘柄で組成されていません。ETFへの投資です。

Invesco QQQ Trust Series 1(インベスコQQQトラスト・シリーズ1)は、米国籍のETFです。NASDAQ 100 E-MINI 201903は先物です。

海外ETFは自分で買うのは敷居が高いので、投資信託として円で買えるのはメリットかもしれません。自分でやれてしまう方は、不要なファンドかもしれません。


iFreeNEXT NASDAQバイオテクノロジー・インデックス

3.iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス構成銘柄





ヘルスケアセクターへの投資です。ブラックロック社のiシェアーズETFで一部代用されています。iシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー ETFは、
経費率0.47%でやや高め。


iFreeNEXT 日本小型株インデックス

4..iFreeNEXT 日本小型株インデックス構成銘柄







TOPIX Small(日本の小型株市場の動きを捉える株価指数)への連動を目指すため、このような銘柄構成です。日本の大型株に期待できない方には、検討の余地ありかもしれません。



④リターンを比較


各ファンドの基準価額の騰落率を比較してみます。期間が短いので、完全な評価とはならないかもしれませんが、各ファンドの特徴の片鱗ぐらいは見えると思います。参考までに、iFreeシリーズ本家の中から、iFree S&P500とiFree ダウも比較先として記載します。

[騰落率:基準日2019年2月15日]

期間 FANG+
インデックス
NASDAQ
100
NASDAQ
バイオテクノロジー
日本小型株 iFree
S&P500
iFree
NYダウ
1カ月 7.1% 9.5% 4.6% 3.3% 8.5% 8.7%
3カ月 -1.8% 0.8% 4.3% -5.9% -0.9% -0.9%
6カ月 -12.3% - -7.1% - -3.4% 0.7%
1年 1.0% - 3.3% - 6.7% 7.6%
3年 - - - - - -
5年 - - - - - -
設定来 -1.9% -8.3% -4.7% -9.0% 13.6% 56.2%

[出所]大和投資信託ホームページより。


ここ1ヶ月については、株式市場が回復基調にあるので、NASDAQ100が良く上がっています。けれど、他はS&P500やダウに負けています。3か月前からであれば、NASDAQ100やバイオテクノロジーが調子いいです。

1年前からであれば、FANG+とNASDAQ100は、S&P500やダウに勝てていません。iFreeS&P500やiFreeダウは、マイナスリターンになることもありますが、この表を見る限りでは、安定していると思います。

⑤まとめ


セクターへの偏りやテーマへの偏りはボラリティが高くなりがちです。リターンにムラがでやすいです。インデックス運用とはいえ、特定分野に特化している以上リスクが高いです。投資初心者の方は手を出さない方が無難です。

同じiFreeブランドであるなら、iFreeS&P500やiFreeダウに投資した方が無難です。信託報酬は両者とも年率 0.225%(税別)と安いですし。

サテライト的に運用するとしても、iFreeNEXTは微妙というのが私の見解です。iFreeダウをサテライト投資として購入する方が、かえって良い結果を生みそうだと思います。というか、ダウをコア投資商品としてもいいぐらいと考えてます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
投資は自己責任でお願いします。



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