かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

相場に応じた機動的な投資はなかなか上手くいかない!?~波に乗れてない波乗り型投信~


こんにちわ。かつおです。
今日は、相場に応じて投資行動を機動的にかえるのは、難しいという内容の記事です。

 
あらかじめ決めた投資ルールに沿って、淡々と買い続ける方が、良い結果を生む可能性が高いかもしれません。
 
いい比較材料になりそうな、兄弟関係ともいえるファンドがあったので比較してみました。




比較するファンドは、定評のあるバランスファンド

justice-423446_640

紹介するのはeMAXISバランスです。Slimシリーズじゃなく、元祖の方です。

eMAXISバランスは8資産均等型と波乗り型の2種類が同じ日に誕生しています。
 
波乗り型は、8資産均等型をベースにオリジナルの投資戦略を組み入れたもので、8資産均等型とは双子関係にあるとも言ってもいいでしょう。

手数料体系については、下表を見ていただくとわかるとおり、同じです。

[基準日:2019年2月28日]
eMAXISバランス 8資産均等型 波乗り型
購入時手数料 なし なし
信託報酬(税別) 年率0.5%以内 年率0.5%以内
信託財産留保額 0.15% 0.15%
基準価額(1万口当り) 19,807円 18,645円
純資産総額 288.49億円 39.99億円
設定日 2011年10月31日 2011年10月31日
信託期間 無期限 無期限
[出所]2019年2月度運用レポートより

純資産額については、かなり差がついてしまっており、8資産均等型の方が多く人気があるようです。
 
ただ、その元祖8資産均等型も、同じeMAXISのSlimシリーズに更に低コストな同じ8資産均等型ができてしまったので、影が薄くなってしまいました。
 
元祖8資産均等型と波乗り型は、運用開始から7年以上経過しているので、比較するのにはいい材料と考えます。



波乗り型ってなに?オリジナルの投資戦略とは

surfing-296161_640 (1)

 
波乗り型の基本投資割合は下の図の通りです。
 
トレンドをフォローする部分として、三割程度を配分しております。
 
これらは、相場環境に合わせて、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券の比率を機動的に変えるものです。


1.波乗り型基本投資割合
トレンドフォローという文字の通り、その時々で上昇トレンドにある資産のウェイトを高めていくという、順ばり投資です。

上昇の波に乗るといったところでしょう。この要素が、8資産均等型と異なるオリジナル戦略です。



トレンドフォロー戦略(2月度運用レポートより報引)
  • 国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券への投資にあたっては“トレンドフォロー戦略”を活用し、各資産5~35%程度の比率で機動的に配分します。
  • 比率は、純資産総額に対するトレンドフォロー戦略4資産(国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券)のマザーファンド受益証券の割合です。
  • 各資産の比率は、基本投資割合(各5%)にトレンドフォロー戦略活用部分を加えたもの

なんとなく割高になったものを後から買うような?やな予感がします。


なお、2019年2月末の資産配分は以下の通りです。
2.波乗り型2月投資割合
今は、年明けから海外株式が上昇傾向に転じてるので、先進国株式と新興国株式を高めにしているようです。

参考に、8資産均等型の割合を下の図に記載します。
 
なんとなくですが、均等で機械的に買っていくほうが、下落した資産も有無を言わず買い続けるので、安く仕込みができる気がします。


3.8資産均等の投資割合





両者の騰落率を比べてみました

graph-3033203_640

 
両者の騰落率の設定来を比べると、8資産均等型の方が、+11%となっており上回ってます


[基準日:2019年2月28日]
騰落率 過去1ヵ月 過去3ヵ月 過去6ヵ月 過去1年 過去3年 設定来
①8資産均等 2.4% 1.4% 1.4% 2.3% 20.7% 98.1%
②波乗り型 2.1% 1.6% 0.7% 2.7% 17.0% 86.5%
差(①-②) +0.3% △0.2% +0.7% △0.4% +3.7% +11.6%
[出所]2019年2月度運用レポートより

ある時点においては、波乗り型が上回とたこともありますが、長期では均等型の方が、安定しています。


参考までに、トレンドフォローの中身がレポートで公開されているので記載します。
 
ここ最近の資産配分の変化度合いです。

[出所]2019年2月度運用レポートより

4.トレンドフォロー戦略







2018年末にかけて、株式市場全体が大きく下落してたので、国内債券比率が一月末くらいまで多くなってます。
 
でも、19年1月ぐらいから、株式が上昇にもどりはじめていたことを考えると、なんかチャンスを逃してるんじゃない?という思いがわき上がります。

波に乗れてるの?これ?裏目にでてない?



まとめ
 
順ばり投資、逆張り投資、どっちも投資戦略として存在するので、それ自体には異論はありません。
 
ただ、相場動向をおいながらトレンドをみきわめて、投資するのは難しそうです。

私達個人投資家は、あらかじめ決めたアセットアロケーションに従い、機械的に行動する方が、良い結果を生むのかなと思える事例ですね。

ちなみに、今8資産均等型を買うならば、eMAXIS Slimバランス8資産均等型の方がいいです。
 
信託報酬が税別0.159%と更に低コストなので。



投資は自己責任でお願いします。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村