かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

絶対収益追求型ファンドの考察、ダブル・ブレインが気になる件

こんにちわ。かつおです。
今日は、絶対収益追求型ファンドの考察をしてみたいと思います。

管理人が、日に日に気になっている投資信託があります。それは、野村アセットマネジメントが運用する、「ダブル・ブレイン」という投資信託です。最近、純資産額が増え続けており、パフォーマンスもなかなかのものらしいので、気になっています。

本ファンドに関する記事を過去、何気なくアップしたところ、管理人の勉強不足もあり不備などもあった点や、やや主観によりすぎた意見があった点を、読者の方からご指摘いただいたので、すべてリライトいたしました。

絶対収益追求型ファンドは、高度で特別な運用がされているものが多く、初見では理解するのが難しいものも多く、私の能力では評価するなんておこがましくてできませんので、今回はリターン比較などを中心とした感想記事です。

また、今回記事は絶対収益追求型ファンドを買うことを薦めるものでも、また、買わないことを薦める趣旨でもありません気になっているので、いち個人として得ることが可能な情報の中で調べた結果を記載することと、調べた結果で管理人個人が感じた感想を述べるものです。

出てくるファンドを貶めるようなつもりは毛頭ありませんので、ご理解いただきたく。どちらかといえば、今はものは試しに買ってみたいなと思っているぐらいなので。投資のスパイス的にサテライト投資として取り入れてみようかどうか、検討中です。

 

 

 

絶対収益追求型ファンドとは

「絶対収益追求型」とは目論見書等によれば、「ベンチマークに対する超過収益を追及するようなものでなく、市場のパフォーマンスに関わらず、投資元本からの絶対収益を追求すること」とのこと。

私個人の理解では、株価指数などをベンチマークに設定して、指数に対して勝ち負けを目指すという、比較先と比べてどうかという相対性ではなく、あくまでも自分が投資した元本での収益確保に重点を置いたものと認識しています。

ベンチマークと比べてどうかという評価軸もあれば、投下元本に足して収益確保ができるかどうかという評価軸もあり、どちらも合理性のある考え方だと私は思います。最終的には投資家側のニーズで選択すればよいのではないでしょうか、ニーズは人それぞれなので。

 

ダブル・ブレイン概要

販売会社

三井住友銀行をはじめ、以下の証券会社や銀行で販売されています。販売当初より増えたようです。

<2019年10月12日現在>

  • 三井住友銀行
  • 中国銀行
  • 藍澤證券
  • 静銀ティーエム証券
  • 水戸証券

三井住友銀行の販売ランキングをみると、ダブル・ブレインは上位に位置していました。人気があるのですね、ますます気になります。

 

 純資産額や手数料等

後述しますが、2018年11月の設定日以降、純資産額が伸びています。購入時手数料は必要です。信託報酬は、投資形態がファンド・オブ・ファンズなので、投資対象とする外国投資証券の信託報酬にこのファンドの信託報酬が合算される形となるので、実質的な負担額は2.013%程度と説明されています。

 

運用会社名 野村アセットマネジメント
基準価額(10/8) 11,691円
純資産(10/8) 662億円
購入時手数料 3.3%(税込)
信託報酬 2.013%程度(税込)
設定日 2018 年 11 ⽉ 9 ⽇
信託期限 2028 年 11 ⽉ 22 ⽇

※税込み価格は消費税率10%

 

投資先


目論見書によると、「投資対象は、世界各国(新興国含む)の株式、債券等を実質的な主要投資対象とし、株式、債券、商品等に関連するデリバティブ取引、為替予約取引等を実質的な主要取引対象とする。」と説明されています。

また、実際の投資対象は、外国投資法⼈の円建て外国投資証券「マン・ファンズⅨ-マン・インスティテューショナル・ポートフォリオ・チタニウム-⽇本円クラス」と国内投資信託「野村マネーインベストメント マザーファンド」とのこと。

だから、ファンド・オブ・ファンズに分類されているのですね。


運用の特徴

私がリーフレットを読んでみて、理解した内容で表現すると、このファンドには以下の特徴があります。

  • システムが24時間体制で世界中の動きを監視していて、投資判断する。
  • 世界500以上の市場が投資対象。
  • AI活用による売買執行。機械学習を活用。
  • 24時間、リスクをコントロールしながら、世界の多様な資産に投資。
  • 10分ごとに価格動向を分析。
  • 相場異変を察知した場合は、素早く対応し損失抑制を図る。
  • 相場の上昇局面、下落局面でも収益機会がある。

システム運用で、機動的な運用を図りつつ、買いと売りの両方の手法をとれるので、相場上昇、相場下降局面でも、収益機会を得られ、かつ、リスクコントロールも測ろうとしているものと私は理解しました。

(以前書いた記事では、私が勘違いしており人が運用しているのものかと思ってましたが、システム運用でした。失礼しました。)

いずれにしても、内容は難しく、私の理解力では、これが限界です。何度もリーフレットを読みましたが。

なので、

もっと詳しく知りたい方は、販売窓口で聞いてみることをお勧めします。

 

ここからは、私個人の率直な感想ですが、金融テクノロジーとか、24時間監視とかふつーの個人ではとれない手法が、身近なものになったんだなと感じました。

AIとかによるシステム的な運用って、今後も拡大していくんでしょうか?すごいAI等がでてくると、人間の出番はなくなっちゃうのかな~?とか、従来のファンドマネージャーが 運用するスタイルはどうなるんだろうか?とか色々と疑問が湧いてきます。

パフォーマンスを調べてみた

設定からまだ1年も経過していない段階なので、まだ早いかもしれませんが、現時点で手に入る数値を基にグラフ化して見てみることにしました。そのため、あくまでも現時点での過去パフォーマンスということでご理解ください。

今回は、ダブルブレインの設定日を起点としています起点の取り方によっては、結果が変わることもあるので、その点はご注意ください。

基準価額騰落率

ダブルブレインとインデックス型ファンドとの基準価額の騰落率推移を比べてみました。インデックス型は、世界株とS&P500連動タイプのファンドです。

f:id:katsuo-toshi:20191012091728p:plain

ダブルブレインは、運用期間が1年未満ですが約16%(10/8時点)上昇しています。これは、客観的にみてよい数値ではないでしょうか。この期間、世界株等は相場が上下に変動していますが、ダブルブレインはゆっくりと右肩上がりとなっています。

世界株等が下落基調にある局面でも、ダブルブレイン側は上昇している期間が見受けられるので、相場の下落局面でも収益を狙うという方針が実現できているように見えます(特に8~9月あたりのグラフ)。また、本期間を俯瞰して見渡すと上下の振れ幅が大きくなく、リスクコントロールもできていると言えるのではないでしょうか。逆に世界株、S&P500は上下の振れ幅が大きいです。

システム運用で、AIがむちゃくちゃ頑張っているんですかね?グラフに掲載されているS&P500連動ファンドは私が所有するファンドですが、この結果をみるとダブルブレインうらやましい・・・。

 

 

スポンサーリンク

 

ここで、購入時手数料を考慮していないというご指摘がありそうなので、次に販売手数料の影響を考慮した比較をしてみます。

販売手数料控除後の比較

ダブルブレインは購入時手数料が3%(税別)に設定されています。手数料支払い後の投資額でのリターンを調べました。引き続き起点は2018年11月9日です。そのため手数料は8%税込みで計算してあります。

f:id:katsuo-toshi:20191012091733p:plain

 販売手数料を支払った後でも、約13%(10/8時点)上昇となりました。ノーロードのファンドと比較すると、スタート時点は手数料分の影響を受けましたが、その後安定的に上昇していきました。

この期間、インデックスファンドに投資していた私からみて、やっぱりうらやましいと感じました。この先はわからないとしても。

一括投資と積立ての比較

ここで、ダブルブレインって一括投資した場合と毎月積立投資で購入した場合、どんな差が出るのか疑問に思ったので、試算してみました。起点は11月9日です。

f:id:katsuo-toshi:20191012091737p:plain

当たり前といえば、当たり前の話になってしまうのですが、基準価額が右肩上がりになるものの場合、一括投資の方が優位になります。積立だと、平均取得単価があがってしまいますので。このグラフは興味本位で作ったので、あまり特にお伝えすることはないです。すみません。

他の絶対収益追求型ファンド

参考までに

さて、ここまで調べてみて、他に絶対収益追求型ファンドってどんなものがあるのか気になりました。そこで、ネットを巡回し、純資産額が大きいものをピックアップしてきました。下表にまとめます。

 

ファンド名 スパークス・ベスト・ピック・ファンド(H型) マイ・ウェイ・ジャパン ロボット戦略 世界分散ファンド マクロ・トータル・リターン・ファンド
運用会社名 スパークス 三井住友DS T&D 三菱UFJ国際
基準価額(10/8) 10,570円 9,972円 11,445円 10,030円
純資産(10/8) 297億円 194億円 139億円 105億円
購入時手数料 税別3.0% 税別2.0% 税別3.0% 税別3.0%
信託報酬 税別1.53% 税別0.79% 税別2.12%+成功報酬 税別1.1300%
設定日 2018年5月1日設定 2016年5月31日 2016年9月30日 2016年6月21日
信託期限 2028年4月14日 2026年3月17日 2021年8月23日 2026年6月3日

 

 基準価額騰落率を比較

ダブルブレインの設定日を起点として、先の表のファンドの比較を下に記載します。 これらのファンドは投資対象・地域や運用手法も異なるので、単純に比較するのもどうかと思いましたが、参考程度に作りました。あくまでも、絶対収益型というくくりだけで比較しています。

f:id:katsuo-toshi:20191012091742p:plain

目を引いたのは、ロボット戦略 世界分散ファンドです。これも、システム運用のようなのですが、上昇率が高いです。ただし、ダブルブレインと比べると、上下の変動幅が大きいように見えます。上がる時はガツンと上がり、下がる時はガツンとさがるような印象です。なお、信託期限が2021年8月23日となっており、延長されるかはわかりませんが、期間が残り少なくなっています。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

個々のファンドについて、詳しく調べていないので、善し悪し等については、言及できませんが、絶対収益追求型ファンドもいろいろあるのだなと思いました。今後この辺は深掘りしたいです。あくまでも、参考程度にご覧ください。

販売手数料控除後の比較

参考までに、上記グラフの購入時手数料控除後を掲載します。それぞれの販売手数料が違うので。

f:id:katsuo-toshi:20191012091745p:plain

 

所感

今後については、どうなるかは誰にもわかりません。引き続き、見守っていきたいなと思います。できれば、試しにダブルブレイン買ってみるかと思い始めています。やはり、現地現物の観点で、自分で持ってみないと実態がわからないので。実際に保有してみて理解が深まることもあるかなと。

ただ、うちの近所に販売会社がない!三井住友銀行がネットで口座開設できるみたいなので、開設してネットバンキングでやれるか検討してみたいと思います。それにしても、販売手数料はもう少しさげてくれないですかね。このファンドに限らず、常に買う時に一定率の設定ってなぜなんでしょう?そういう疑問をもつ私が野暮な感じなんですかね。

余談ですが、より高度化したAIによるシステム運用が今後さらに増えていった時、市場ってどんな姿になっていくんでしょうか?バリュー投資みたいな伝統的な手法にも影響が出てくるんでしょうか。興味深いです。

最後に、繰り返しとなりますが、本記事で掲載したグラフはある起点日からの推移になるので、期間の切り出し方によって結果は変わります。そこはご注意ください。

投資は自己責任でお願いします。本記事は特定の商品を勧めるものではありません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2019/10/13追記

三井住友銀行の口座開設用スマホアプリから申込み手続きをしました。2週間くらいかかるようです。開設後に、ネットバンキングから投信口座開設手続きを行い、実際にファンドを買付けてみようと思います。特定口座開設も時間が別途かかりますので、実際には1ヶ月くらいかかりそうです。

 

関連記事

管理人が、他に気になっているファンドについて調べた記事をご紹介します。

 

販売ランキング上位になっており、資金流入も増加しているグローバル3倍3分法というファンドについての記事です。人気そうなので、気になって調べた内容です。試しに少しだけ買ってみました。
www.syomin-toushi-katsuo.netばい

 

続いて、レバレッジ型のファンドについての記事です。レバレッジ型を積立てるという投資アイデアが運用会社さんの広告記事で紹介されていたので、気になって自分で調べてみた記事です。

www.syomin-toushi-katsuo.net

 

  

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

 
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村