こんにちわ。かつおです。
今日は、なんか面白いファンドはないかと探していたところ、純資産額がやばい?と思われるファンドを見つけたのでご紹介します。
肩の力をおとして、気楽なネタとしてお読みください。
ニッセイアセットマネジメントが運用し、東海東京証券株式会社でのみ販売されている「乙女のお財布ファンド(債券型)」というファンドです。
このファンドは、東海東京証券株式会社専売のようで、女性をターゲットとして設定されたファンドのようです。
手数料は、購入時手数料なし、信託財産留保額なし、信託報酬は1.09%(税別)です。債券ファンドのくせに、めちゃ高いです。
しかも、このファンドの運用期間は2020年10月14日まで( 設定日:2014年12月30日)となっており、短いです。
このファンドに、驚愕するのは純資産額です。3月22日付のレポートによれば、2月末現在で、10万円です。どうやって運用してるの?と驚きます。
繰り上げ償還中なのか?と思って、色々検索してみたのですが、ちゃんと運用されているようです(もし受付停止中でしたらすみません)。
数百万のファンドは見たことがありますが、10万円っていうのは初めて見ました。
投資先ですが、下図のとおりで、ヨーロッパがメインのようです。アメリカが入っていてもよさそうなものですけれど、かなり偏りがあるように思います。
この債券ファンドは、いったいどこを目指しているのでしょうか?
ニッセイアセットマネジメントと言えば、超低コストで有名な<購入・換金手数料なし>シリーズがあるはずですが、あえて販売会社向けに設定したのでしょうが、こけている感が満載です。
<購入・換金手数料なし>シリーズの「ニッセイ外国債券インデックスファンド」にしておけば、先進国の債券に分散投資されますし、信託報酬も年率0.17%(税別)と格安です。
純資産総額も100億円を超えています。おなじニッセイアセットマネジメントが運用しているなら、素直に<購入・換金手数料なし>シリーズを選ぶ方が賢明です。
販売会社都合で、設定しているのだと思いますが、運用担当者が気の毒ですね。また、債券ファンドに1%を超える信託報酬を支払うのは馬鹿らしいです。
もうなんか、風前の灯感がただよう投資信託ですが、設定から既に4年以上は経過していますが、この先大丈夫なんでしょうか?
繰り上げ償還になってしまうのではないでしょうか?ファンドの繰り上げ償還を体験してみたいなら、買ってみるのも一興?ですかね。
今後どうなるか、いろんな意味で要注目です
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