こんにちわ。かつおです。
今日は、テーマ型インデックスファンドである、iFree NEXTシリーズのリターンについての調査記事です。
過去、このファンドについて解説した記事がありますが、リターンについて比較があまりできていなかったので、少し深掘りしてみました。
具体的には、各ファンドは設定開始日がバラバラでしたので、4つのファンドが出そろった日以降のリターンを比較してみます。
はじめに
iFree NEXTシリーズはテーマ型ファンドです。低コストで有名なiFreeシリーズの派生ファンドです。ちなみに、NEXTの方は、ふつうのiFreeシリーズよりコストがやや高めです。
今のところ、以下の4つのファンドが存在しています。
- iFreeNEXT FANG+インデックス(設定日2018年1月31日)
- iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス(設定日2018年1月31日)
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(設定日2018年8月31日)
- iFreeNEXT 日本小型株インデックス(設定日2018年10月19日)
iFree NEXTシリーズを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
4ファンドが出そろった日以降の騰落推移を比較
このファンド達の中で、FreeNEXT 日本小型株インデックスが一番最後にリリースされていますので、iFreeNEXT 日本小型株インデックスックスが設定された、2018年10月19日を基準日にして比較してみました。なお、参考までにiFree S&P500も掲載しています。
リターンの推移は下の図のとおりです。FANG、NASDAQ100の調子がよさそうです。バイオテクノロジーと、日本小型株は微妙な感じです。

おまけの比較
FANGとバイオテクノロジーは、設定日が同じで他よりも運用期間が少し長いです。そこで、この2つを設定日から比較してみます。
結果は、下の図の通りです。やっぱり、バイオテクノロジーがしょっぱい成績ですね。バイオとか、ヘルスケアとか、AIとか、テーマ型は魅惑的な言葉がウリですけど、いざ投資となると先が読みにくい分野です。初心者は手を出さず、すなおに伝統的な株価指数に連動するインデックスファンドを購入している方がよさそうです。
また、FANGも今はイケてる感じがしますが、特定銘柄への集中投資に近いので、変動が激しいことが予想されます。将来はわからないから、買ってよいものか悩みますね。
私個人は、欲しい~と感じますが、やけどしそうなので、控えています。少額だけ、サテライト的に買ってみるのはありかもしれませんね。
まとめ
テーマ型ファンドは、投資初心者ほど魅力的に見えると思います。けれど、中身をよく見てみると、微妙なことが多いのでご注意ください。
ただ、この中では、NASDAQ100はよさそうな印象を受けます。NASDAQ指数に手軽に投資できる環境は、それほどなかったと記憶していますので、ポートフォリオの中に少し組入れてスパイスとして使うという方法はありかもです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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