こんにちわ。かつおです。
最近、高齢者による暴走事故がクローズアップされているので記事にしてみます。かつおの父も70歳ですが、運転をしており他人事ではありません。
いつまで、運転させてよいものかと気になりますし、免許の返納時期をどうするかなども考えているところです。
なお、高齢者の方が事故を起こすことが多いのか、あるいは若者の方が事故を起こすことが多いのか、よく議論されます。
そのあたりも調べましたので、高齢者を親に持つ、同じ境遇の方のお役に立てれば幸いです。

免許を保有する高齢者はどれぐらい居る?
警察庁で公表されているデータによれば、2017年末で免許保有者数は約8,220万人だそうです。これは、原付とかも含めての人数になっています。
年齢別の人数や構成比は、以下の図の通りです。

60歳以上でおよそ3割程度いらっしゃいます。ただ、2017年末のデータなので、図で50~59歳にされている人達が、今の段階では移動してきていると思います。
今後はさらに、高齢者層のウェイトが高まってくることになります。なお、この時点で75歳以上の免許保有者は、530万人もいらっしゃいます。
75歳以上となると、後期高齢者と定義されてきますので、運転自体もなかなか大変なのではないでしょうか。
若者と高齢者ともに事故率は高いが、若者の範囲に注意
よく若者の方だって事故率が高い、高齢者だけを悪者にするのは良くない、という意見を聞くことがあります。気になり、年齢階層別に、事故率を調べてみました。
免許保有者10万人あたりの死亡事故発生件数を下に記載します。原付免許も含むので、16歳以上からが対象となっています。

「若者」の方がという点ですが、実質的に高いのは16歳から19歳のゾーンです。ここは、明らかに経験不足や不慣れな点から事故を起こしやすいのでしょう。若者というよりは「未成年」という表現の方が、私はしっくりきます。
高齢者の事故率ですが、70歳を境に急上昇しています。60代のうちは、多世代と比較しそれほど明確な差はないですが、70歳を超えてくると多くなっているようです。
私の父は、ちょうどこの70歳のところに位置しますので、気をつけないといけないです。親の運転をどうするかの一つの目安として、70歳から74歳が重要な時期かもしれません。
仮に運転を止めさせるのであれば、この時期ぐらいから説得し75歳の段階でやめてもらうような、説得などの段取りをとっておくと良いかもしれません。
いきなりやめろといっても言うことを聞いてもらえないでしょうから。
かつお父の場合
かつお父は、自動車メーカーに新卒から勤め定年退職しています。そのため、根っからのクルマ好きな人です。ちなみに、国内最大手メーカーでアンチが多い会社です。
なので、とても厄介です。69歳の時に、新車買うとか言い出したのです。もう働いていないのに、高級セダンを買うとか。
仕方ないので、自動ブレーキ、踏み間違い防止機能など、装備できる安全装置は、すべてつけることを条件に許可しました。
幸いかつお父は、投資をしてきた人なので、無職ですが資金力はあり、安全装置を全付けみたいなことはできました。
投資が役に立ってよかったです。
ちなみに、納車後1ヶ月で、もらい事故にあってました。停車中に後部にぶつけられたらしいです。
本人が起こした事故ではないので、ホッとしてますが、このことがあり、私は75歳頃までには運転をやめさせようと、決意しました。
現在は父を啓発中で、計画的に止めさせていく予定です。
密かに、その高級セダンをもらおうと企んでいます(笑)。
まとめ
私と同じように高齢の親がいる方は、早めにかつ、段階的に運転を止めさせることに取り組んだ方がよいと思います。
今の日本は、どんなに山奥でも配達してくれる素晴らしい流通システムがあるのですから。
今は、格安スマホだってあり、通信料金も安いですしね。