かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

元証券マンの転職組の同僚から聞いたエグイ話

こんにちわ。かつおです。

今日は、最近私の勤務先に証券会社から転職してきた同僚から聞いた話を記事にします。結構衝撃を受けましたので。

私の勤務先は通信業界にあたるのですが、証券会社からの転職組というのは珍しいです。お客様を維持するストック型のビジネスである点に、似ているところは見出せますが、同僚の話を聞くと、我が社はぬるま湯かななんて感じました。

この同僚を仮にA君と呼びます。30代前半で中堅どころです。A君によれば、元勤務先は東海エリアの中堅証券会社とのこと。なお、大手ではないようで、具体的な会社名は聞いていません。そこに新入社員として入社して、10年弱個人向け営業をずっとやっていたとのこと。

いち個人に聞いた話ですから、すべての証券会社に当てはまるものではないので、ご注意ください。あくまでも、A君の体験談を聞いた私の感想です。

 

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営業ノルマのきつさ

入社してすぐに、営業エリアの地図を渡され、2年(3年だったかも)くらいの間にまずは1億円の預かり資産を集めて来いと指示があったそうです。

大量採用で、同期は何十人といるそうですが、この最初のスッテプをクリアできない人も多く、達成できていないと支店長を含めかなりプレッシャーをかけられるようです。

途中脱落していく人も多く、同期の多くが退職していったそうです。なお、A君は優秀な方だったらしく、目標はクリアできており中堅社員へ無事ステップアップできたそうです。

私も営業職を経験していますので、目標管理は大事ですし、上司が現場をしっかり監督することは重要であることを理解していますので、営業が厳しいのはしゃーないことだと思います。

 

後輩指導がつらかったらしい

A君が入社して4年目くらいになると後輩指導をまかされたそうです。チームリーダー的なポジションにつかされるようです。

その時、入社後まもない若手の指導、育成の責任を持つことになり、若手が目標達成できないと連帯責任で、支店長などから激しく叱責を受けたそうです。

また、見込みのない新人がいると、上司から1万円くらいを渡され、あいつ見込みがないから飲みに誘ってそれとなく早期退職するように諭して来いと言われることが日常的にあったそうです。新人本人には、第二新卒とか今ならまだチャンスがあるから、向いてないと思えば、今ならまだ間に合うよとか言って諭すそうです。A君本人は、これが一番つらいと言ってました。

そのような飲みに連れて行ったとき、新人の中には、まじめな子がいて、今は実力が伴っていないが、まだ頑張りたいと必死で訴える子もいるそうです。そういう子が一番つらいとも言ってました。支店長からは、あいつまだ何でやめないんだと言われ、新人からは続けたいと言われ、A君は板挟みになることもしばしばあったようです。

目標達成できていないと、店舗目標自体が達成できないので、支店長も本部から叱責されるようで、使い捨ての消耗品のような感じで、投信の回転売買ならぬ人材の入れ替えを頻繁にやっていたそうです。

この話を聞いたときは、ちょっと引きました。その会社では、人を育てるという視点がないんだなと。某大手自動車会社だと、「人材」をあえて「人財」と呼ぶそうです。世の中、いろんな会社あるんだなと感じました。

今は、人手不足と言われる日本で、とりあえず採用してだめならすぐやめてもらうというような手法が、今後もつづけられるのかな?と疑問に感じました。

顧客への姿勢が気になった

私が個人的に興味があった点として、対面証券会社の場合、お客様への販売姿勢というか、お客様とのお付き合いの仕方がどんな感じか質問してみました。

ある年A君はあるご家庭から5億円の資産をお預かりすることに成功したそうです。そのため、その年の営業成績はトップとなり評価が上がったそうです。

そのようなお客様とどんなことしてるの?と聞いたところ、犬の散歩、庭の草刈り、百貨店への買い物への御伴とかしたそうです。百貨店ではめちゃめちゃ大量購入される方だったらしく、荷物持ちをしつつ社用車で荷物を運搬したそうです。

なんか、噂では聞いていた話が、本当にそんなことやってるんだ!と聞いて驚きました、この話を聞いたときは。まあ、営業マンだったら、お得意様にそういう対応するのは、当然と言えば当然なのかもしれないですね。私のいる通信業界とはかけ離れ過ぎて驚きましたけど。

つづいて、よく聞く、投信の回転売買って本当にあるのか聞いてみました。

回転売買は当然あるとのこと。上司や支店長が営業マンの顧客の預かり資産をチェックしているようで、預かり資産が現金のままだったりすると、早く投資商品を購入させろとせっついてくるそうです。

また、A君がやっていたテクニックとしては、顧客には20%程度利益が乗ったら、売却させて、次に新しいものを勧め、時には10%程度損をさせる、そしてまた次の商品で30%程度利益がでたら売却させるみたいなことをやっていたそうです。

長くお付き合いをしてもらうために、平均して、2割ぐらい勝ってもらい続けてもらうために、時には損をしている時にわざと損失を確定させることを勧めていたそうです。儲けさせ過ぎると、途中で止めちゃうらしい。次で負けを取り戻そうという気を起させることを繰り返してもらうためらしいです。

エグイ・・・

会社側から見たら、合理的な行動ではありますけれど、顧客からしたらとんでもない話に聞こえますが、お金持ちはあんまり気にしてなかったそうです。庶民の私からは、かけ離れた世界だなと感じました。

顧客本位の業務運営と昨今掲げられていますが、建前感がすごい・・・・ 

A君、話を盛ってない?

優秀な社員がやめた時

A君いわく、上司や支店長からの指導は厳しいが、彼らもまた本部とか社長とかを含めて上から厳しく責められる立場にあるとのこと。

優秀な社員が退職すると、責任を取らされて左遷されることもあるそうです。A君が退職した時、A君は預かり資産がかなり多く優秀な部類だったらしく、その後支店長さんは遠くの支店に異動になったようです。

成績が悪い部下がいても叱責され、優秀な社員が辞めても叱責されるとのことで、支店長は支店長で、かなりつらい立場らしいです。

まあ、A君が話を盛ってる可能性があるので、A君の退職と支店長さんの異動が関係あるかは定かではありませんけど、聞いている限りではかなり、殺伐とした職場なのかな?とは感じます。

A君は、その時の職場環境と今後の将来を考えた時、この業界で働き続けるのはしんどいなと感じて退職したそうです。いつ、自分が負け組になるともしれない、気の抜けない状況で働き続けるのは、つらいとも言ってました。

また、お客様のためになるものをお売りして、喜んでいただけければよいが、時にはお客様に不要なものを売らなければならない境遇にあったことも疑問に感じていたと言っていました。

確かに、投資商品は通常の商品と比べて、買う時点は効用がわからないし、買ってみて期待どおりの効果がでる保証もないです。車みたいに、試乗してみて商品の価値が事前に体験できるわけじゃないですね。

所感

証券会社って大変だなと思いました。営利企業であるので、当然このような企業運営をすることも一つの経営判断です。善し悪しの判断は私にはできません。また、いち個人の体験談ですから業界全体がそうなのか判別がつきません。

ただ、こういう話をきくと、私の父(高齢)が対面証券で取引してるんですけど、心配になります。父が、以前、証券口座から出金しようとしたところ、担当が業績評価の時期が近いので、預かり資産の出金日を少しだけずらしてもらえないかと頼まれたことがありました。父は、お付き合いから承諾したようですけど。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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