こんにちわ。かつおです。
今日はクルマ離れと年収のお話です。
トヨタ自動車さん2019年度中間決算が過去最高だそうで、絶好調のようですね。思わずトヨタ株欲しくなっちゃいますね。
トヨタさんによれば、自動車業界は100年に一度の変革期にさしかかっているのだとか。業績がよくても、決して気を抜けない状況とも、常に危機感を持っているようです。
それに、MAASとか、コネクテッドとか、いろいろ自動車業界も活気づいてますね。サブスクリプションサービスのKINTOのように、所有することからサービスとして車を使用するとか、変化の片鱗が見えつつあります。
あと、トヨタ車の場合、販売店毎に取扱車種が決められていますが、これからは車種併売を全国にも広げる等、トヨタさんの変化への意気込みが感じられます。
また、最近は国内でも積極的に新車投入しています。一旦消えた、RAV4を国内復活させたり、カローラシリーズをフルモデルチェンジしてます。
- カローラスポーツ
- カローラツーリング
- カローラセダン
って、カローラがいっぱい。どんだけ、カローラに力入れてんだ?とツッコミたくなるくらいです。そんな、カローラですが、かつては大衆車の代名詞的な存在でした。だから、手が届きやすい良品廉価なクルマを充実させることが、若者のクルマ離れとかへの対策の一環なのかな~?なんて、勝手に想像しています。
ですが、カローラ値段がヤバい・・・私はそう感じました。
私が新卒だったころと比べて、どれくらい金額に開きがあるのか調べてみました。下表が、この20年くらいの差です。
カローラセダン | 最低価格(万円) | 最高価格(万円) |
---|---|---|
2000年モデル | 129 | 231 |
2019年モデル | 193 | 294 |
差額 | + 64 | + 63 |
[出所]価格.comより
最低価格モデルでも、1.5倍位に跳ね上がってます。もちろん性能や安全装備が格段に違うんですけど。今の新卒の人の初任給が、20年前の新卒時の人の1.5倍もあるとは思えないので、若い人はクルマを買うのも一苦労ですね。
というか、カローラの294万円のグレードって、ほぼ300万で、昔の高級車のエントリーグレードとそう変わらない気が・・・・。
もはや、カローラですら、高級車じゃね?とツッコミたくなりました。そりゃ、クルマ離れもおきますわね。
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参考に、高級ミニバンと位置付けて販売されているアルファードの価格も調べたところ、10年前のエントリ―グレードの価格が300万でした。
アルファード | 最低価格(万円) | 最高価格(万円) |
---|---|---|
2008年モデル | 300 | 523 |
2015年モデル(現行) | 343 | 750 |
差額 | + 43 | + 227 |
[出所]価格.comより
まあ、アルファードはアルファードで、価格上昇が半端ないわけなんですけど。あと、ネットとかでみてると、高級車か高価格車なのか、人によって意見が分かれるようですけど。あと、オラオラ顔、運転あらいとかたたかれたりしてますね。良い車だとはおもうんですけど。
参考に、こちらの記事で年収の推移などをご紹介してます。
給与がそんなに増えていくわけでもないですし、年収400万円以下が過半数を超えるこのご時勢に、クルマの値上がり具合が半端ないっす。
若者のクルマ離れというより、クルマが若者の現実から離れていってるんじゃない?と感じます。
メーカーさん、良品廉価を切にお願いします。もしくは、いっそのこと、通信業界みたいに、若年層向けの割引制度みたいなのを導入したらどうでしょう?25歳以下とか、30歳以下とか、販売店で特別割引制度をつくるとか。当然、メーカー側から支援金相当を入れてもらうとか連携が必要でしょうけど。
付加価値が増えていくことで、価格が相応に上昇していくのは当然のことですけど、クルマは凄いスピードで上昇してるなという印象です。
余談ですけど、最近管理人は勤務先の若い子たちに、「若者よ、トヨタ車買うなら、代わりにトヨタ株買え、配当いいぞ。車高いし。」って冗談まじりに言ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。まとまりのない文章になってしまいました。すみません。
価格は別として新型カローラはいいクルマだと思う!管理人はクルマ好きです!