こんにちは。かつおです。
本日は、レバレッジ型インデックスファンドのお話です。
気になるファンドとして、大和さんの設定するiFree レバレッジNASDAQ100があります。
iFreeシリーズの派生商品ですね。
目論見書によると、
日々の基準価額の値動きが、NASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざします
とあります。
なんだか、ワクワク?する表現ですね。昨年秋頃から、米国市場は上昇基調だったので、運用状況はどんな感じか調べてみました。
ファンドのコスト
このファンドは、購入時手数料が設定されています。ただ、楽天証券など主要ネット証券では、最近、投資信託の購入時手数料の無料化が大々的に宣言されており、このファンドも、楽天証券では購入時手数料がかからないらようになってました。
ネット証券様、最近手数料関係の改定が凄まじいですね。投資家からすると、大変ありがたいことですが、事業として大丈夫かちょっと心配になります。
そして気になる信託報酬ですが、年率0.9%とやや高め。ただ、税込みでギリ1%をきっております。
ファンド名 | 購入時手数料 | 信託報酬 |
---|---|---|
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 上限 2.0 %(税別) | 年率0.9%(税別) |
【参考】iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | なし | 年率0.45%(税別) |
参考に、レバレッジ型でない、iFree NEXTシリーズのNASDAQ100は、0.45%です。偶然なのか、レバレッジ型はこの信託報酬の二倍になってますね。
パフォーマンスを調べてみました
このファンドの設定日からの騰落率をグラフにしてみました。
比較先として、iFree NEXT NASDAQ100とiFree S&P500を掲載してあります。
2019年秋頃からの上昇がすんごい勢いですね。このファンド、純資産額が20億ぐらいであまり大きくないですけど、早い時期から買ってた人は今は、ウハウハ?な状態なんですかね。
さすが2倍の値動き、うらやましい・・・。
でも気をつけたい点もあるかも
2018年末の下落っぷりが激しいです。レバレッジがきいている分、相場が下落基調になると、下がる勢いも凄いですね。当然といえば当然なんでしょうけど。
あと、レバレッジ型って指数からの乖離が単純に2倍になるわけじゃないし、難しい商品ですよね。
所感
個人的には、そそられちゃうファンドかな、なんて思います。NEXTシリーズのNASDAQ100ファンドをほんの少しだけ保有してるんですけで、こういう結果をみると、気になりますねー。
けど、リスク承知で飛び込む勇気がでない。安易に飛びついて、過去よく失敗してた気がするので、私個人は。
そういえば、積み立てでアプローチするという手もあるようです。ツミレバとか紹介されてました。ツミレバについては、以下の記事で紹介してます。
ちょっとお試しでサテライト保有してみたい気もします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。