こんにちは。かつおです。
コロナショックで、株式は大幅安となっていますね。日本市場はもとより、アメリカ市場は特に凄い状況です。
こんな時に、投資家側に励みになる言葉があります。それは、「株式のバーゲンセール」です。
でも、本当にバーゲンセールなのか?疑心暗鬼で、手が出ないのが普通の人の感覚だと思います。今日は、かる~いノリでバーゲンセールなのか考えてみたいと思います。
恐怖指数の上昇が半端ない
NHKのニュースでも取り上げられていましたが、VIX、通称「恐怖指数」を見てみましょう。1990年代からロングレンジで表示してみました。出所は、無料チャートのTrading Viewからです。とっても、便利なサイトでいつもお世話になっています。
リーマンショック時と比べても、遜色ないぐらいの上昇ですね。皆が、先行き不安を感じており、市場心理としては買いたいという雰囲気じゃないのが伺えますね。
過去の歴史に学ぶとすれば、タイミング的には買場の時期かもしれないけれど、もっと株価は下落していく可能性はあります。
今回の市場不安は、当時のような金融・信用不安でなくて、パンデミックによる経済の停滞懸念だとすれば、感染の収束が保証されていない点は、今後も見通しが立ちにくいでしょうね。
こんな時に買い向かえるかは、勇気と余裕資金のある方なんでしょう。
その他資産の動きを気にとめておきたい
リーマンショック時と比べると、何か雰囲気が違うところを感じます。今回は、金価格も下がり、債券も下がりっている点や、いったん円高に振れましたが、現在は110円まで戻っていたりと、安全資産といわれているものも、気になる動きをしています。
リーマンショック時は、確か超円高になっていった記憶がありました。これからそうなっていくかもしれませんので、はっきりしたことは言えませんが、やはり要因がパンデミックと言う点から、違う動きをするのでしょうか。
こういうのを見ると、買場なのかますますわからなくなりますね。
富裕層が動き始めた?
他人の行動を真似して、自分の投資行動を決定するというのは、良い事かわかりませんが、Yahooニュースでこんな記事がでてました。
投資の神様、バフェットも追加買いしているらしいです。
こういうニュースをみると、そろそろ大丈夫そうかな?と思っちゃいますね。
でも、彼らは潤沢な余裕資金の中でやっているので、サラリーマンが真似すると痛い目に合うかもしれません。
しかし、人の裏を行くことが投資で成功する要素と考えるなら、今買い向かうこともあながち否定できません。
日本市場をみても、半値以下になっている銘柄や、ストック型ビジネス等の景気に左右されない銘柄までもも下げていたりと、ずいぶん売られている銘柄もあります。
所感
時が過ぎて過去を振り返ってみないと、あの時は底だったとか、買場だったとかは判断できません。
なので、 余裕資金の中で、ジャブを入れる感じで、買いで入ることはありかなと感じています。
普通のサラリーマン投資家は、全力投球しない方が良いかと考えます。キャッシュポジションを積み上げながら、余裕資金の中で、一定ルールで淡々と買い付けていくことが賢明じゃないかと思います。
私自身も、買いたい銘柄を監視していますが、ジャブ買い程度に留めようと、気持ちを抑えています。やけどしない範囲で。
個人的な感想ですが、今回の下落は、リーマン時なみといわれたりもしますが、当時と比べると悲壮感みたいなものが、世間に漂ってない印象を受けます。なんでだろう?
投資は自己責任でお願いします。