かつおの庶民派投資ブログ

底辺投資家かつおの投資体験を綴っていきます。 ふつうの生活者目線で、投資未経験・初心者の方 のお役に立てる情報を発信してまいります。

年金運用が赤字という表現はミスリードじゃないかと気になる

こんにちは。かつおです。

コロナショックで、年金運用が2020年1月~3月の期間収益が17兆円近い損失になるという情報を新聞社のネットニュース記事で見かけました。

 

キーワードで、年金 赤字とググると結構そういう記事がでてきます。

 

よくみると、「損失」という文字だったり、「赤字」といった文字だったり、表現がバラバラです。

 

この中で、赤字という言葉を使っていることについて、投資に詳しくない人をメディア側がミスリードしているんじゃないかと、気になりました。

 

個人的には、損失という表現もあまり適切ではないのではないかと感じています。

 

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年金運用は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が行っていますが、運用額は約170兆円ちかく、とても巨大です。

 

損失や、赤字と言う表現が適切じゃないと感じるのは、四半期毎に公開されている速報の一文です。

 

 年金積立金は長期的な運用を行うものであり、その運用状況も長期的に判断することが必要ですが、国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から、作成・公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか、四半期ごとに運用状況の速報として公表を行うものです。
収益は、各期末時点での時価に基づく評価であるため、評価損益を含んでおり、市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です。

    [出典]2019年度第3四半期運用状況(速報)より 

 

 この中の最後の一文です。

 

収 益は、各期末時点での時価に基づく評価であるため、評価損益を含んでおり、市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です。

 

実際には、含み損だとか、評価損、評価額の減少という方が正しそうです。メディアが使う表現は、あたかも実現した損失額のような印象を与えます。

少なくとも、私にはそのように聞こえます。

 

一瞬、GPIFが売買を行って、実現損を出したのか?思い、後日公表される運用速報を見てみると、そうでもなさそうだというのを毎度確認します。

 

損失はまだしも、赤字という表現は、ミスリードをさせる表現で悪意すら感じます。GPIFは、長期で安定運用を目指しているので、短期的には評価額が下がったり、上がったりするでしょうから、四半期毎の評価額の増減を気にしても仕方ないと感じます。

 

 

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そういえば、大事な年金が消えたとか、消えた年金5兆円を追求という国会議員さん達も昔いましたね。どうなったんだろう?

 

まあ、損失、赤字という言葉の方が、記事的には目を引きやすいんでしょうが、投資に詳しくない人をミスリードする記事が多いなと感じた次第です。

 

評価額が減少しているので、確かに金額は減少しているのですが、ちょっとフェアな表現じゃないと感じた次第です。

 

 

GPIFさん頑張って応援してます。

 

 

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