こんにちは。かつおです。
新型コロナウィルスに効果があると期待されている、抗インフルエンザ薬のアビガンですが、関連株が上昇しています。アビガン祭りともいうべき様相です。
今日は、私も祭りに乗っかろうかと思ったけど、下手くそなので思いとどまったというお話です。
アビガン祭りってなんぞ
アビガンの製造元の富士フィルムホールディングスとアビガンの原材料として必要な素材の製造元であるデンカがここ数日、高騰しています。
特に、デンカのIR発表資料によれば、アビガンの原料として必要な「マロン酸ジエチル」という素材を製造している、国内唯一のメーカーだそうです。
Yahooファイナンスの掲示板では、アビガン祭りとか書き込まれているのを拝見しました。
確かに、効果があると正式に認められれば、すごい特需になりそうな予感です。さらに、株価が騰がるような期待感があり、買いたいという誘惑にかられます。
各社の株価チャート
富士フィルムホールディングスとデンカの株価チャートを記載します。
コロナショック後の上がりが半端ないですね。
デンカのチャートも、関連銘柄ということもあり、ストップ高もあり爆上げしてました。
こりゃ、まだまだ上がりそうな勢いですね。売買量もすごい状態でした。
祭りに参加しなかった理由
単純に、素人が手を出すと、プロ、セミプロみたいな人達の餌食になるんじゃない?と感じて、怖くて手が出なかったからです。短期売買で収益を上げていく上手い人達にはとても及ばないです。最後にはしごを下ろされてしますのではと疑心暗鬼でした。
「もうはまだなり」という格言もあるので、これからどんどん騰がり続けて、後から投資しておけばよかったよということもあります。
でも、いろいろ、頭に懸念がよぎり行動に移せませんでした。
頭によぎった懸念点
結局次なようなことが、気になり踏み出せませんでした。
- アメリカでもワクチン開発に取り掛かっているニュースも出ていた点。アメリカの製薬企業は半端ない規模なので、なんかもっと有効なの出そうな気がしてならない。優位性が下がるのではないか?
- アビガンの有効性が確実なものとなった時、2社の収益は、特需で激増するかもしれないけれど、収束後はどうなるんだろう?っていうか、収束がいつなのか?利確のポイントがよくわからん。下手なので。
- そもそも、薬効が限定的と判明した場合、株価はナイアガラのように落ちるんじゃないか?
結局、自分は、欲に目がくらんでいまして、冷静な判断ができていないなと思ったので、あきらめました。上手い人は、祭りに乗っかり切れるんでしょうが、私は振り落とされるだろうと。
皆さんも、株価が騰がっている銘柄をみると、なんかそわそわして、誘惑にかられませんか?
騰がっていると欲しくなる不思議